北海道で行われる男女の熱戦は「グリーン周りからのアプローチ」にも注目してください
前週のmeijiカップ(札幌国際CC島松C)でコンビを組んだ永嶋花音ちゃんは残念ながら予選落ちでしたが、28日からのニトリレディス(北海道CC大沼C)で必ずリベンジします!
女子の間に男子2試合を挟んでの4試合連続の北海道。コースはもちろん洋芝です。プレーした経験のある人ならおわかりでしょうが、コーライ芝より粘りのある洋芝は見た目は緑が濃くてきれいですが、なかなかやっかいです。短いラフでもクラブの抜けは悪いし、フェアウエーでもボールはコーライ芝のようには浮かず、やや沈みます。
女子プロの中には、払い打ちというか、ソールをやや滑らせ気味に打つ人がいますから、ボールの少し手前にクラブが入るとコーライ芝のように滑らずダフった感じになっていつもの距離が出ません。雨が降ったら難度はさらに増します。
「洋芝は上からきれいに打たないと思い通りのボールが出ない」と言われるのはそのためです。
洋芝はアプローチの距離感も難しい。ピンのニアサイドに外すと、クラブの開き具合や入れ方がわからず寄らないケースが多い。先月のミネベアミツミレディス北海道新聞カップで、ツアー初優勝した5年目の内田ことこちゃんは4日間首位を譲らずの完全Vでした。北海道出身というのは偶然ではないでしょう。