大規模イベント会場や東京・新宿トー横周辺で横行…ハイテク紙幣でもなぜ偽札や韓国500ウォン硬貨が流通する?
■多発する500ウォン硬貨事件で500円硬貨のデザインも変更したが…
依然としてかなりの数が出回っているのが、日本の500円玉にデザインも直径もウリ二つといっていいほどそっくりな、韓国の500ウォン硬貨だ。同人誌即売会で特に注意喚起がなされるのがこの500ウォン硬貨であり、知らないと見分けがつかず、500円玉と思って受け取ってしまいそうになるはずである。
500ウォン硬貨はこれまでもたびたび事件になっている。平成中期、500ウォン硬貨の表面を削り、500円玉と同じ重さに変造して自販機で使用し、釣銭を盗む事件が頻発したため、政府は2000年にデザインを変更した500円玉の発行に踏み切った。
昭和の時代、1000円札の肖像が聖徳太子から伊藤博文に変更されたのも、大規模な偽札事件を受けてのことだった。しかし、偽造をきっかけに硬貨のデザインが変わるのはおそらく初めてのことだ。さらに、500円玉は2021年にも細部の作りとデザインが変更され、より偽造しにくい仕様になっている。
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