わずか4カ月弱でもう最終工程…米国産ジャガイモ輸入解禁議論の異常なハイスピード感
確かに、日本は世界貿易機関(WTO)に加盟しているため、要請があれば協議に応じる義務がある。しかし、異常なのが、解禁に向けた手続きの猛スピードだ。
■この大臣で大丈夫なのか
6年前の要請から、しばらくは進捗状況について音沙汰なし。ところが、今年6月末に解禁の手続きを進めていると報じられるや、9月には3段階ある輸入解禁手続きの2つ目を終え、もう最終工程に入ったのだ。あまりの急展開に、生産者らの不信感が高まっている。
「農作物の輸入解禁協議は、数年単位でじっくりと時間をかけて行われていくもの。それが、今回は夏前から4カ月弱の間にトントン拍子で進んでいった感がある。早ければ5日召集の臨時国会には、結論が出てしまいそうな勢いです。米国からの強い圧力が推測されるとはいえ、拙速な議論は許されない。もっと時間をかけて、リスク評価すべきです」(農水委員会所属の野党議員)
安保を重視する政権の安保度外視の手続きにはア然だが、今後は、農水省がどこまで踏みとどまれるかが焦点。しかし、現在トップに座るのは「予算カット」暴言で物議を醸す簗和生農相……。国内産のジャガイモを守れるのか。
◇ ◇ ◇
トランプの圧力に屈し輸入解禁するのか…。関連記事【もっと読む】コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐では、生産者からの猛反発の声も。
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