「米国産ジャガイモ」輸入解禁は“トランプ対策”? 恐怖の病害虫で産地壊滅&自給率低下リスク

公開日: 更新日:

 国産ジャガイモが危機にさらされている。

 日本への輸入が禁止されている米国産の生食用ジャガイモをめぐり、日米両政府が解禁に向けて手続きを進めていることがわかった。現状、病害虫の侵入を防ぐため、ポテトチップス向けの加工用に限り、輸入を認めているが、生食用にも広げようというのだ。

 米国は第1次トランプ政権下の2020年に、生食用ジャガイモの解禁を日本に正式に要請した。トランプ政権は昨年4月の関税交渉でも、輸入解禁を迫っていた。そのため、今回の動きは、米国との貿易交渉における“トランプ対策カード”と見る向きもある。

 農水省に取材すると、「米国からの要請を受け、病害虫リスク評価を実施している」(消費・安全局植物防疫課の担当者)と答えた。

■国内食糧事情に多大な悪影響

 生産者が懸念するのが、まさにその病害虫リスクだ。生食用ジャガイモは種芋に転用できるため、米国で発生している「ジャガイモシストセンチュウ」という病害虫が、国内の畑に侵入する恐れがあるのだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    小林旭さん87歳「元気の秘訣? 食いたいときに食って、寝たいときに寝て」

  3. 3

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  4. 4

    水前寺清子(3)「今でも、小国では寝ながら歌った話が語り継がれているそうです」

  5. 5

    山川穂高が「4.5億円の置物」に…ソフトバンクが頭を痛める“引き取り手”の付かない厳しい現実

  1. 6

    阪神・梅野隆太郎に「衰えを強いる」藤川監督の起用法…生え抜き正捕手から不遇際立つ

  2. 7

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  3. 8

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  4. 9

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  5. 10

    芸能人の「植毛・ズラ事情」教えます 小倉智昭さんは4種類使い分けていた