参議院選挙
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社民党参院議員ラサール石井氏に聞く 初の議員生活、芸能活動との両立、任期6年でやりたいこと
7月20日に行われた参議院選挙から1カ月半。8月の臨時国会では初登院の際のランドセルが大きな話題を呼んだ、69歳にして「ピッカピカの1年生」となったこの人に話を聞いた。 ◇ ◇ ◇ ──初の議員生活、どんなカル...
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石破首相「続投容認」支えに「2万円給付」継続の自己矛盾…追加の経済対策支持は民意の我田引水
石破首相が追加の経済対策策定を週内にも関係省庁や与党に指示する検討に入った。自民党内に「石破おろし」が吹き荒れる中、政策課題の解決を優先する姿勢をアピール。首相続投の環境を整える魂胆のようだが、肝心なのは対策の中身である。参院選で有...
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裏金集団が責任のなすり合い…自民党「参院選総括」とやらの無意味
誰が見ても自民の敗因は歴然ではないか。ダラダラやって、内ゲバをゴマカし、ウヤムヤにする茶番劇。本気で議論すれば結論はひとつ。もうこの党に存在理由はなし。 ◇ ◇ ◇ 結局、総括案はまとまらなかった。 自...
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前代未聞、凪の政争…気も狂わんばりの旧安倍派の今後
政治日程、世論で優位に立つ石破執行部だが、裏金議員、旧派閥のボスたちはここで干されたらオシマイだけに、右往左往だろう。内ゲバが批判され動くに動けないメンメンを石破が切り捨てれば大したもんだが、挙党一致でごまかすのか。凪の政局の今後の...
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石丸伸二氏「再生の道」に迫る消滅の足音…“敗軍の将”代表辞任の先にあるもの
地球温暖化とは関係ないのだろうが、旬の人の移り変わりも本当に早くなった。 この1年で存在感が著しく低下した石丸伸二氏(43)が、1月に立ち上げた政治団体「再生の道」の代表を退くという。広島県安芸高田市長の任期満了を待たずに東...
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国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に
“激ヤバ”議員は1人や2人ではなさそうだ。日刊ゲンダイは、国民民主党の天沼浩都議の不祥事を報じた(22日付)。天沼氏は今年6月の都議選で江戸川選挙区から出馬し初当選。しかし選挙準備でスタッフ・A氏に膨大な業務を担わせたのに、約束の報...
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党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ
先の参院選では、自民党の現職議員も大量に落選。永田町では、秘書たちの再就職活動が活発化しているが、あの政党はやはり避けられているようだ。参院選で14人が当選、公示前の1議席から大幅に議席を増やした参政党である。 勢力拡大に伴...
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(1)反ワクチン陰謀論者たちの政治活動では、排外主義が大ブーム
7月の参院選では「日本人ファースト」がキャッチコピーの参政党が14議席を獲得し、勢力を拡大した。排外主義的な主張は選挙前から批判されていたが、躍進した。 参政党のやっていることは、2020年の結党当初から怪しかった。陰謀論、...
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「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず
お盆休みが明け、永田町は再び「石破おろし」の攻防が本格化する。今月8日の自民党の両院議員総会で決まった総裁選前倒しを検討するための手続きが、19日から始まるのだ。 党総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)は、19日午前に1時間...
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参院選に挑んだ精神科医・和田秀樹さんが明かす選挙の裏側…「政策を取り上げてもらえなかったのが残念!」
ベストセラー作家でもある精神科医の和田秀樹さんの「その瞬間」は幸齢党を設立して7月の参院選に挑んだこと。なぜ政界をめざしたのか、選挙の裏側と苦労話を聞いた。 ◇ ◇ ◇ ──まず政治団体の設立を決意した瞬間から...
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(2)参院選中に押し出した「年少扶養控除の復活」が“公約の目玉”になっていった
7月14日午後7時15分、千葉選挙区(改選数3)のJR新浦安駅前広場。国民民主党候補の小林さやかの演説会場は、月曜の夜にもかかわらず、多くの聴衆が集まっていた。代表の玉木雄一郎もこの日、沖縄、神奈川、東京の応援後、千葉入りで熱弁をふ...
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とっくにオワコンの自民党…両院議員総会という「石破おろし茶番劇」
くすぶる石破おろしの党内不和、続投に意欲満々の首相だが、コップの中の嵐に国民は辟易だ。一部に石破応援の世論もあるが、核兵器禁止条約にも踏み込めない腰砕けを見れば、口先きれいごと首相である。清新な若手も皆無で、グダグダやっても消滅必至...
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自民・森山幹事長にまさかの「続投説」…秋の臨時国会に向け精力的に動き、にわかに現実味
「参院選の報告書がまとまった段階で自らの責任を明らかにしたい」──。先月28日の自民党の両院議員懇談会でこう発言していた森山裕幹事長。当然「引責辞任」の意向を示唆したものだと受け止められた。 森山氏を委員長として発足した参院選...
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世耕弘成氏がもたらした和歌山政界の深いミゾ…子飼いの参院議員が自民から除名、“紀州戦争”の余波続く
政争は収拾する気配がまったくない。 自民党和歌山県連は先月31日、望月良男参院議員を除名処分にしたと発表した。世耕弘成衆院議員と近い望月氏は、参院選の党の公認争いで二階俊博元幹事長の三男・伸康氏に敗北。しかしその後、公認選考...
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参政党「さや」塩入清香氏を追いかけ回す芸能マスコミの価値基準 “魔性”の歌手時代のナゾが明らかに
参政党の「さや」こと参院議員の塩入清香氏(43)が、芸能マスコミから高い注目度を集め続けている。先の参院選で約67万票を獲得し激戦の東京選挙区を2位で当選、参政党旋風のシンボルとして注目を集めたが、「女性自身」はWEBアンケートツー...
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白鳥浩氏が参院選の結果を分析「出来合い政治へのウンザリ感がリモート民主主義を加速させた」
事実上の政権選択選挙とされた参院選だったが、国政はスッキリするどころかグチャグチャになった。衆参両院で自公与党の過半数割れを招いた石破首相は続投。野党第1党の立憲民主党は受け皿になれず、政権交代の道筋を描けない。排外主義カルトの参政...
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テレビコメンテーターの「職業倫理」とは…孟子の言葉から考えた
「千万人といえども我行かん」。 孟子が弟子に語ったとされるあまりにも有名な言葉だ。「たとえ数百万人の敵がいようとも、私は進んでいく」という意味だと教わった。 コメンテーターとして私が思う言葉でもある。これは同じようにテ...
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生活苦の庶民はア然だ 見放された自民党が今さら参院選敗因分析の笑止
時間稼ぎなのか、ガス抜きなのか、半月もかける自民党の参院選総括。裏金政治にケジメをつけず、物価高を放置し、庶民愚弄の一時給付で勝てると思っていたこと自体がお笑いだ。 石破首相がやるべきことは「真摯に説明」ではなく、解党だ。 ...
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櫻井翔と日テレ藤井貴彦アナに“微妙な秋風”…日テレ「news zero」選挙特番は視聴率トップも
日テレ関係者がヤキモキしながらその成り行きを見守っているのが「news zero」(日本テレビ系)で共演する藤井貴彦アナ(53)と嵐・櫻井翔(43)の微妙な関係だという。 今月20日に放送された特別報道番組「zero選挙20...
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国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及
いよいよ立場が危うくなってきた。 参院選千葉選挙区で当選した国民民主党・小林さやか議員を支援していた同党の岡野純子衆院議員。小林氏とは無関係の比例候補に交付された街宣用の「標旗」を流用した選挙違反疑惑で、党からクビを切られる...
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(3)党の路線をあっさり修正…世間の風に敏感なマーケティング極右
2020年4月の結党以来続く参政党の特徴がある。それは“意外と簡単に党の路線を修正してしまう”という点だ。 これは否定的な意味を含む面と肯定的にとらえられる面がある。 否定的な面は筆者の経験だけでも2度あった。 ...
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橋下徹氏と北村晴男議員のバトルが話題…「行列のできる法律相談所」出身者のいわくつき感
元大阪府知事で弁護士・橋下徹氏(56)が7月28日に自身のXを更新。弁護士の北村晴男参院議員(69)による石破茂首相への発言を批判した。 日本保守党から出馬し当選した北村議員は、石破首相が続投の意思を示していることに対し、《...
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初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"
7月20日に投開票が行われた参議院選挙で、注目を浴びた候補者の一人が、参政党から出馬して初当選した元ジャズ歌手のさや氏(43)。当選後に、有名作曲家の塩入俊哉氏と結婚している既婚者で、本名が塩入清香であることが明らかにされた。"女性...
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(2)目指す「国のかたち」を理解していない熱狂的支持者たち
民主主義社会を豊かにするには多様な言論が必要だ。称賛だけではなく批判も流通するのが健全な言論空間である。 これには参政党の神谷宗幣代表も異論がないはずだ。なぜなら参院選での躍進を受けた7月20日、神谷氏自身が笑顔でこう発言し...
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(1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも
「日本人ファースト」を掲げ、参院選で飛躍的に議席を伸ばした参政党。主張や党運営には不気味な危うさが漂うが、任期6年もの間、国民はいやでも応でも彼らと付き合わされる。一体何者でどう向き合うべきなのか。参政党の監視を続ける選挙ウオッチャー...
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石破首相「しがみつき」の裏に何があるのか…日米関税交渉には密約説も
選挙後の首相の進退をめぐって、前代未聞の混乱とグロテスクの永田町。ロクでもないやからの党内抗争、政権交代を仕掛ける気もない野党には嘆息しかないが、首相が辞めない理由はそれだけなのか。いまだに詳細が明かされない関税交渉に専門家の疑念が...
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日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」
7月20日投開票だった参議院選挙。日本中学生新聞の川中だいじさんは、17日間の選挙期間中、43本の取材動画をYouTubeに投稿するなどして、候補者たちに肉薄した。自公の与党が過半数を割り込む一方、新興政党の参政党が躍進するなど地殻...
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日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」【全編】
7月20日投開票だった参議院選挙。日刊ゲンダイDIGITALで《仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった》(7月6日公開)の記事をスクープした日本中学生新聞の川中だいじさんは、17日間...
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パックン、長谷川ミラにも批判殺到…「ABEMA」違法外国人問題を巡りフィフィも参戦、海外ルーツのタレントにも分断起きる
お笑いタレントの千原せいじ(55)とクルド人等の外国人の不法滞在問題に取り組む埼玉県戸田市議の河合悠祐氏(44)との対談動画が大炎上している件。動画で千原の態度が変わったのが、対談冒頭で河合氏がお笑いタレントの田村淳(51)をYou...
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参院選でキーマンを直撃 12年越し「答え合わせの夏」
参院選が終わった。今回も各地を取材したのだが、山口選挙区(改選数1)では2日間にわたり、ある候補者の動向を追った。その人物は自民党の北村経夫参院議員。北村氏は産経新聞の政治部長などを歴任した後、2013年の参院選に比例代表で出馬し、...