参議院選挙
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参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ
英BBC放送に「日本人ファーストの極右政党が躍進」と報じられた参政党の伸長は、ひと言でいうと世も末だ。 参院選の投開票から一夜明けた21日、神谷宗幣代表と当選者らは東京・新橋駅前で街頭演説。高揚感いっぱいにマイクを握った神谷...
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爆笑問題・太田光の政治キャスターが「見どころ満載」と評判上々…今回は“炎上”しなかった参院選特番ウラ事情
お笑いコンビ爆笑問題の太田光(60)がスペシャルキャスターを務めた20日のTBS参院選特番「選挙の日2025」は、太田の各党首へのインタビュー内容などが注目を集め、メディアで報じられる結果となった。 太田が同局の選挙特番で起...
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予想通り?参院選で敗北… 自民党「自滅の刃」は当然だが、参政党の躍進で今後憂慮される日本政治の「茶色の朝」
《この国を長年支配してきた「鬼」がついにいなくなるな》 《まさに自民党の「自滅の刃」をみているようだ》 18日から全国の劇場で公開され、早くも大ヒットしているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」を...
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自民旧安倍派「裏金候補」15人の当落は「10勝5敗」の勝ち越し…外国人政策の陰に隠れた「政治とカネ」
自民党が歴史的大敗を喫する中、しぶとく生き残った。今回の参院選では旧安倍派の「裏金候補」15人が有権者の審判を受けた。開票結果はナント、10勝5敗の勝ち越し【別表】。選挙区に限れば8割の高勝率だ。 選挙区の10人のうち、公明...
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裏金ヘイト杉田水脈・元衆院議員は予想通り落選…参院鞍替えも失敗で「タダの人」確定
大方の予想通りの結果だった。 参院選に自民党の比例代表で出馬した旧安倍派の杉田水脈・元衆院議員が落選した。自民は公示前の52議席から大きく減らし、39議席(選挙区27、比例12)どまり。比例では、特定枠を含めて31人が名簿に...
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「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達
いよいよ世も末だ。 排外主義的なキャッチコピー「日本人ファースト」で参院選に挑んだ参政党が躍進した。日本維新の会から三行半を突きつけられ、行き場を探していた現職の梅村みずほ議員が公示直前に入党。改選数1からのスタートで、当初...
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二階俊博ジュニア落選で和歌山の「王国」終焉…石破首相も駆けつけた個人演説会はガラガラだった
「二階王国」の終焉となりそうだ。 保守分裂となった和歌山選挙区は、前有田市長の望月良男氏が、自民党の二階俊博元幹事長の三男・伸康氏を約3万4000票差で制した。望月氏は自民党の公認を巡る選考で伸康氏に敗れたものの、無所属で立候...
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新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”
箸にも棒にもかからなかった。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった石丸伸二氏の政治団体「再生の道」。参院選で計10人の候補を擁立したが当選者はゼロだった。石丸氏本人はきのう(20日)の記者会見で「再生の道としてできることはしっかりと全部でき...
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やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選
当然の結果か。 国民民主党の公認取り消し騒動に振り回された山尾志桜里元衆院議員。大激戦の東京選挙区(改選数6+補欠1)に無所属で挑んだが、あえなく撃沈した。 きのう(20日)の会見では、敗因について「私自身の伝える力...
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7.20は歴史の審判 石破首相の驚くべき鉄面皮…この結果で「続投」とはぶったまげた!
案の定、自公に鉄槌が下った参院選。反自公票は怪しげな政党、口先・刹那政党に流れたが、国民愚弄、無策政権への怒りは共通項だろう。それなのに、続投表明の石破首相は心底、驚く。臨時国会では早晩、行き詰まるだろうが、イカサマ連立を企んでいる...
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池上彰氏がテレ東選挙特番からネットにシフト…テレビ報道の限界とYouTuberとしての活路
20日に投開票された参院選選挙。テレビ各局が選挙特番を放送したが、ここにも異変が起きていた。これまで"池上無双"として呼ばれ、選挙特番のあり方を変えてきたジャーナリストの池上彰氏(74)が地上波出演せず、YouTubeチャンネル「公...
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参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか
7月11日、歌舞伎町のとあるホストクラブが開催したキャンペーンが、参政党を巻き込んで思わぬ波紋を呼んでいます。「投票済証明書を提示すれば初回無料引換券をプレゼント」という、一見すると若者の投票率向上を狙った企画に思えますが、そこには...
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石破と菅が練る「敗戦処理」案…幹事長交代で、進次郎起用、連立相手は維新が本命
退陣不可避の選挙情勢である。石破茂首相を指してのことだが、自民党内からは「それなのに、悪あがきが過ぎる」との声が聞こえてくる。 マスコミ各社の終盤情勢調査が出そろった14日夜、石破首相は自民党本部で森山裕幹事長、木原誠二選対...
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君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」
今回の参議院選で若者たちから“熱狂的”な支持を得ているといわれる参政党。代表は神谷宗幣(そうへい)、47歳。キャッチフレーズは「日本人ファースト」。トランプの「アメリカファースト」のモノマネだが、あちらは世界ナンバーワンの大国で、こ...
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参政党の「国家主権論」…神谷代表は憲法の基礎知識がなさすぎる
7月14日にYouTubeチャンネルで、神谷宗幣・参政党代表は、同党の新憲法構想案4条で「『国家主権』と書いたから国民主権じゃないとは思っていない」と語った。 結論を先に言わせてもらうと、「法律学を一から勉強し直してから口を...
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経済低迷、政治腐敗、国民愚弄…明日は積年の自公デタラメ政権に審判を
自公劣勢の選挙情勢の中、いよいよ、歴史的な審判が明日下る。大メディアは盛んに争点を“つくって”公平報道のふりをしているが、焦点は目先のバラマキや付け焼き刃の外国人政策ではないぞ。庶民を愚弄し、大企業優遇で懐に裏金をため込んだ宿痾の腐...
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参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に
異常事態だ。参院選は20日投開票。大激戦の千葉選挙区(改選数3)で、自民党県連が国民民主党議員を刑事告発し、大騒ぎになっている。 告発されたのは、国民民主から出馬中の小林さやか候補を支援する岡野純子衆院議員。偽造された疑いの...
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“トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」
毎日のように繰り返される“トンデモ発言”で、注目を集める参政党。最近では、東京選挙区のさや候補がネット番組で「核武装が最も安上がりで、最も安全を強化する策のひとつだ」と核武装論をブチ上げ批判が集まっているが、これはほんの一例にすぎな...
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石破首相の応援演説を候補者側が次々拒否の“塩対応”…参院選で「トクリュウ」と化した自民党の異常事態
《後ろから弾を撃っていた人が、今は後ろから大砲を撃たれている(笑)》 《国政選挙の終盤で、親分がこれほど嫌われるのも珍しい》 《自分たちが選挙の「顔」として総裁に選びながら、役に立たないと思った途端にこれか。自民党の本質が...
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【東京】熾烈な“女性の戦い”に…注目の4候補+αを連続直撃
▲△武見 敬三73自現 ◯◯鈴木 大地58自新 ◯◯川村 雄大41公新 ◯△塩村 文夏47立現 △▲奥村 政佳47立現 音喜多 駿41維元 ◯◯吉良 佳子42共現 △△牛田 茉友40国新 ▲▲奥村 祥大31国新 ...
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日曜日は20時に「過半数割れ」報道か…参院選投開票日前なのに永田町は異様な緊迫
今度の参院選はさまざまな意味で前代未聞だ。すでに敗色濃厚の自公の苦境。不気味な政党の躍進報道、外国人排斥にさまざまな抗議、世論の分断。何よりも永田町ではすでに選挙後を見据えた動きが顕在化していることだ。誰も見通しがつかない漂流政局が...
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兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり
参院選(20日投開票)は最終盤に入り、各陣営ともラストスパートをかけている。中でも必死なのが国政政党への復帰を目指すNHK党、そして国政返り咲きを狙って兵庫選挙区(改選数3)に出馬した立花孝志党首だ。「日本のトランプ」を自称し、各地...
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参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始
いよいよ、2日後に迫った7月20日の参院選。選挙戦序盤から台風の目となっているのが新興政党の「参政党」だ。 読売新聞の情勢調査によると、全選挙区に候補者を擁立した参政党は、東京で優位に立ち、埼玉、愛知、大阪でも攻勢を強めて接...
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タレントが政治家に噛みつくスタイルが定番に…「選挙特番」のあり方をどう考えますか?
気になりますよね…今回の参議院議員選挙の結果。じつは、今回各局が放送する「選挙特番」も結構気になる状況です。「ある見方」をすると、かなり面白いと思いますよ。そのことは、後半に書こうと思いますが、まず、今回かなりテレビの選挙報道が変わ...
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【千葉】揺らぐ自民の“指定席”…「断固2議席」へ石破、麻生と大物続々投入
○△石井 準一67自現 ▲豊田 俊郎72自現 ○△長浜 博行66立現 石塚 貞通58維新 白石 ちよ49共新 △△小林さやか41国新 山本なつみ36れ新 ▲▲中谷 めぐ43参新 玉元 弘次63N新 ...
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参院選最終盤にまた迷走…トランプ関税がトドメ、自公政権のご臨終
参政党の勢いを見て、いきなり、付け焼き刃の外国人政策に乗り出すなど、目も当てられなくなってきた自民党。18日の財務長官会談も恐らく裏目に出るだろう。 「なめるな」と粋がったくせに、最後にすがって、袖にされれば赤っ恥。見るも無残...
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石破自民「1人区」でまさかの「3勝29敗」もあり得る最終盤情勢…参院選歴史的大敗の予兆
「歴史的な節目の年になるだろうなと思う」「楽しい日本を目指したい」 昨年末の大晦日、フジテレビ系番組に出演した石破首相は、2025年の抱負について、そう語っていた。まさか参院選で歴史的な大惨敗の恐れがあるとは夢にも思っていなか...
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自民党は派閥解体が裏目に…参院選大惨敗予想でも「テコ入れ」できず打つ手なし
「このままでは過去最低の36議席まで落ち込むこともあるか……」 自民党関係者が肩を落とす。36というのは1989年の参院選での自民党獲得議席。女性スキャンダルなどが原因で大惨敗した宇野内閣は、直後に退陣に追い込まれた。 ...
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ルールを守らない自民党政治家こそ「厳格な対応」が必要…極論に右往左往して「外国人政策の司令塔」新設の笑止千万
「国民の皆様の安全・安心の確保は、経済成長の不可欠の前提であり、ルールを守らない方々への厳格な対応や、外国人を巡る現下の情勢に十分に対応できていない制度・施策の見直しは、政府として取り組むべき重要な課題であります」(石破茂首相) ...
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参院選「1人区」自民の牙城が崩壊危機 群馬、石川、鹿児島…歴史的敗北ラッシュも
保守王国が音を立てて崩れつつある。メディアや政党が実施した参院選の中盤情勢調査が出そろったが、自民党の状況は悲惨のひと言である。 とりわけ苦戦の度合いが強いのは、全国に32ある「改選1人区」だ。どの調査も自民優位はヒト桁にと...