参議院選挙
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参政党の人権論はあまりにも雑…専門家による整理が必要なのは明らかだ
参政党の新日本憲法(構想案)の人権「総論」(=通則)は、まず、「権理には義務が伴い、自由には責任が伴う」と明記している(8条)。これは、当然なことである。 ただし、これを「義務を履行しなければ、権理は行使させない」と読む向き...
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参政党の公党にあるまじき「メディア排除」気質…会見場から神奈川新聞の批判記者を締め出し
「記者排除」が波紋を呼んでいる。参政党が22日、神谷宗幣代表らが出席した国会内での定例会見で、神奈川新聞記者の参加を認めなかった。 23日付の神奈川新聞によると、同紙記者が受付で名刺を渡して着席すると、スタッフから「事前登録を...
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参政党さや氏“本名後出し”には別の理由が? SNSの「本名ネタ」「身バレ」効果を戦略的に利用と識者が分析
参院選後も何かと話題が尽きない参政党だが、同党から東京都選挙区に立候補して当選したさや氏(43)の本名が明らかになった。7月23日、党の公式サイトで発表された。 その名は「塩入清香(しおいりさやか)」。これまで公表を控えてい...
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“死んでいる”のは自民党だ…石破首相に責任押し付け退陣迫る麻生、菅、岸田の総理経験者と党青年局の恥知らず
総裁選で「選挙の顔」として首相を選出しながら、支持率急落や選挙で負けた途端に足を引っ張り始める。長年、見慣れた光景とはいえ、今回ほど公党としての責任感の欠如や組織の劣化を強く感じている国民は少なくないだろう。 20日投開票さ...
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参政党は欧州基準では、極右ではなく「超極右」
普段は日本の政治についてフランスではそれほど報道されず、関心があまりない。「日本の首相は誰?」と一般のフランス人に聞いたら、ほとんどの人は答えられないだろう。政治家ですら、日本の首相を知らない人も結構いる可能性が高い。 8年...
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自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大
参院選の大敗を受け、自民党が揺れに揺れている。党内の若手・中堅議員や地方組織から退陣要求が相次ぐ中、石破首相は23日、改めて続投を表明。8月の参院選総括後に退陣するとの見方も出ているが、続投への“追い風”が吹いている。 ■足元...
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参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった
参院選で躍進した参政党が連日、軌道修正を迫られている。要するにデタラメのゴマカシだ。 23日は東京選挙区(改選数6+補選1)で2位当選したさや氏が党公式サイトを通じ、本名を公表。〈「塩入清香(しおいりさやか)」と申します。選...
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さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”
参政党旋風のシンボル、さや氏(43)をめぐるナゾの一部が明らかになった。参政党は公式サイトで23日、「本名は塩入清香(しおいりさやか)と申します」と公表し、「選挙戦におきましては、シンガーおよびキャスターとして長年親しんでいただいた...
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参政党「参院選14議席」の衝撃…無関心、自民、れいわから流れた“740万票”のカラクリ
参政党が参院で合計14議席を獲得したことで、国内外に衝撃が走っている。特に比例代表では約740万票を得た。前回2022年参院選比例で同党は約180万票を、24年衆院選では同約187万票を得た。この約200万を基礎票とすると、ごく短期...
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参院選で参政党が大躍進 立憲民主党が「野党第三党」に成り下がりつつある現実
今回の参院選結果で、何より驚くのは参政党の大躍進である。比例代表の得票数を見ると、自民党の1281万票が第1位であるのは当然として、野党が国民民主、参政、立憲民主の順で、選挙前までは誰もが普通に「野党第1党」と呼んでいた立憲がもはや...
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関税交渉を政治利用 束の間の石破続投で失う国益
民意の後ろ盾を失った政権がトランプ交渉を理由に続投宣言したが、足元を見られるのは明らかだ。交渉継続を政治利用する危うさと損失。赤沢訪米を誰も止めない自民党の劣化。石破政権がつづけば続くほど、国民は大損だ。 ◇ ◇ ◇ ...
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自民にくすぶる「石破おろし」は大きなうねりに発展か…7.31「両院議員懇談会」への秒読み開始
参院選大敗後、先手必勝で「続投」を宣言した石破首相(自民党総裁)だったが、自民党内の反発はむしろ広がってきた。くすぶる「石破おろし」は大きなうねりに発展するのか。来週7月31日に予定される「両院議員懇談会」までのカウントダウンが始ま...
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しがみつく石破茂首相に「石ちゃんは辞めへんでー!」のイジり 潔くない態度で「ガキの使い内閣」へ転落必至
参院選で52→39議席の大惨敗を喫した自民党。投票日翌日となる7月21日に開かれた石破茂首相(68)の記者会見で「続投宣言」という鉄面皮ぶりに、党内外で「退陣」を求める声が広がっているが、併せて《石ちゃんは総理をやめへんで~!》とい...
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長渕剛と参政党・神谷宗幣代表との本当の関係は?…根拠のない「支持」投稿拡散でファンが分断される
20日投開票の参院選で、大きく議席を伸ばした参政党。前回の参院選(22年)の1議席から14議席に飛躍し、いま最も勢いがある政党だけに有名人からの支持表明も少なくない。 たとえば、歌手のASKA(67)や元女優の高樹沙耶氏(6...
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参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?
20日投開票の参院選東京選挙区で、無名の新人ながら2位当選した参政党さや氏(43)が、芸能界でも話題になっている。 「HPなどに、2008年CDデビューとあるが、レコード会社はどこなのか知っているかと複数から問い合わせがありま...
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今井絵理子議員が“政界の母”山東昭子氏の落選を憂えるも…フランス研修報告ナシ、不倫&パワハラ疑惑で「明日は我が身」
《昨日の参議院選挙で、政界の母である山東昭子さんが議席を失われたこと、本当に悔しく、残念でなりません》 21日、自身のインスタグラムにこうアップしたのが、元SPEEDメンバーで自民党の今井絵理子参院議員(41)。今井氏にとって...
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参院選では減税ポピュリズム、外国人排斥を訴える政党が伸長
先日の参院選の結果は、予想通り自公・与党が過半数を割った。一方でSNSを通じたフェイクファシズムとも言うべき潮流の中で、参政党や国民民主党が議席を増やした。この結果がもたらすのは、今後の政局の波乱、いや混乱だろう。 石破首相...
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石破首相続投こそ最大の国政停滞ではないか 民意否定の“しがみつき”に列島衝撃(下)
今回の参院選で野党第1党の立憲の獲得議席は横ばい。共産の当選者は3人止まりで、公示前の11から7へと議席を減らした。なぜ左派系の主要野党は有権者に存在感を示せなかったのか。 「核武装が最も安上がりで、最も安全を強化する策のひと...
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石破首相続投こそ最大の国政停滞ではないか 民意否定の“しがみつき”に列島衝撃(中)
石破は「政治を停滞させない」──などと、もっともらしいことを口にして総理のイスにしがみついているが、たとえ続投しても、早晩、行き詰まるのは目に見えているのではないか。 衆院だけでなく、参院でも過半数を失った石破政権は、野党の...
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石破首相続投こそ最大の国政停滞ではないか 民意否定の“しがみつき”に列島衝撃(上)
記者会見では国難を並べ立てて続投を正当化させたが、この結果でも目が覚めない驕る石破・自民党の腐りきった鉄面皮。 ◇ ◇ ◇ 民意否定の石破首相の“しがみつき”に列島は衝撃を受けている。 参院選の投開票当...
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参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ
英BBC放送に「日本人ファーストの極右政党が躍進」と報じられた参政党の伸長は、ひと言でいうと世も末だ。 参院選の投開票から一夜明けた21日、神谷宗幣代表と当選者らは東京・新橋駅前で街頭演説。高揚感いっぱいにマイクを握った神谷...
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爆笑問題・太田光の政治キャスターが「見どころ満載」と評判上々…今回は“炎上”しなかった参院選特番ウラ事情
お笑いコンビ爆笑問題の太田光(60)がスペシャルキャスターを務めた20日のTBS参院選特番「選挙の日2025」は、太田の各党首へのインタビュー内容などが注目を集め、メディアで報じられる結果となった。 太田が同局の選挙特番で起...
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予想通り?参院選で敗北… 自民党「自滅の刃」は当然だが、参政党の躍進で今後憂慮される日本政治の「茶色の朝」
《この国を長年支配してきた「鬼」がついにいなくなるな》 《まさに自民党の「自滅の刃」をみているようだ》 18日から全国の劇場で公開され、早くも大ヒットしているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」を...
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自民旧安倍派「裏金候補」15人の当落は「10勝5敗」の勝ち越し…外国人政策の陰に隠れた「政治とカネ」
自民党が歴史的大敗を喫する中、しぶとく生き残った。今回の参院選では旧安倍派の「裏金候補」15人が有権者の審判を受けた。開票結果はナント、10勝5敗の勝ち越し【別表】。選挙区に限れば8割の高勝率だ。 選挙区の10人のうち、公明...
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裏金ヘイト杉田水脈・元衆院議員は予想通り落選…参院鞍替えも失敗で「タダの人」確定
大方の予想通りの結果だった。 参院選に自民党の比例代表で出馬した旧安倍派の杉田水脈・元衆院議員が落選した。自民は公示前の52議席から大きく減らし、39議席(選挙区27、比例12)どまり。比例では、特定枠を含めて31人が名簿に...
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「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達
いよいよ世も末だ。 排外主義的なキャッチコピー「日本人ファースト」で参院選に挑んだ参政党が躍進した。日本維新の会から三行半を突きつけられ、行き場を探していた現職の梅村みずほ議員が公示直前に入党。改選数1からのスタートで、当初...
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二階俊博ジュニア落選で和歌山の「王国」終焉…石破首相も駆けつけた個人演説会はガラガラだった
「二階王国」の終焉となりそうだ。 保守分裂となった和歌山選挙区は、前有田市長の望月良男氏が、自民党の二階俊博元幹事長の三男・伸康氏を約3万4000票差で制した。望月氏は自民党の公認を巡る選考で伸康氏に敗れたものの、無所属で立候...
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新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”
箸にも棒にもかからなかった。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった石丸伸二氏の政治団体「再生の道」。参院選で計10人の候補を擁立したが当選者はゼロだった。石丸氏本人はきのう(20日)の記者会見で「再生の道としてできることはしっかりと全部でき...
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やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選
当然の結果か。 国民民主党の公認取り消し騒動に振り回された山尾志桜里元衆院議員。大激戦の東京選挙区(改選数6+補欠1)に無所属で挑んだが、あえなく撃沈した。 きのう(20日)の会見では、敗因について「私自身の伝える力...
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7.20は歴史の審判 石破首相の驚くべき鉄面皮…この結果で「続投」とはぶったまげた!
案の定、自公に鉄槌が下った参院選。反自公票は怪しげな政党、口先・刹那政党に流れたが、国民愚弄、無策政権への怒りは共通項だろう。それなのに、続投表明の石破首相は心底、驚く。臨時国会では早晩、行き詰まるだろうが、イカサマ連立を企んでいる...