陸上競技
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男子110m障害・泉谷駿介 世界最高峰シリーズ初出場Vの快挙も…恩師からは厳しい評価
6月の日本選手権110メートル障害で13秒04の日本新記録で優勝した泉谷駿介(23=住友電工)が、陸上の世界最高峰シリーズ「ダイヤモンドリーグ(DL)」第6戦(6月30日スイス・ローザンヌ)に初参戦。13秒22で優勝した。日本勢のD...
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女子やり投げ北口榛花 スポーツマスコミが取り上げない「ダイヤモンドリーグ3勝」の価値
「ダイヤモンドリーグ(DL)で優勝することがいかにすごいことか。まだ、わかってもらえていないのか」 こんな愚痴をこぼすのは元日大陸上部監督(現佐野日大短大学長)の小山裕三氏だ。 昨年の世界選手権(世陸)女子やり投げ銅メ...
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陸上110m障害で日本記録更新!パリ五輪で金狙う「陸上界の大谷翔平」驚異の身体能力
「メジャーの二刀流」大谷翔平と「同じ時代に生きている幸福感」を味わっている者は多いが、この男の大偉業に日本列島が湧きかえる日が来るかもしれない。 4日に行われた陸上日本選手権最終日(大阪)の男子110メートル障害決勝で、泉谷駿...
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陸上日本選手権 初日の目玉は男子5000m“新旧対決” 大迫傑らベテラン勢に大学生の有望株が挑む
若駒の台頭はあるか。 1日開幕の陸上日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)初日の注目は男子5000メートル決勝だ。男子の同種目は五輪と世界選手権(世陸)で過去に入賞者はいない。世界で上位争いが期待できるわけではないものの...
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その死から38年…瀬古利彦を育てた執念の勝負師・中村清を思う
川で転んであちこちをひどく打った。釣りをしていたわけではなく、清掃して滑ったのだ。情けないと、ずぶ濡れになった体で中村清を思い出した。 瀬古利彦の育ての親、長距離界に数々の足跡を残した名伯楽が釣行中に他界したのがこの時期、1...
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IOCにケンカを売った世界陸連の至極まっとう ロシア選手の競技復帰勧告をキッパリ拒否
言い分はもっともだ。 世界陸連のセバスチャン・コー会長は8日、ローレウス世界スポーツ賞の表彰式に出席。ロシアと同盟国のベラルーシの選手に関し、2024年パリ五輪の陸上競技に復帰させないことを確認したと、仏メディア「RMCスポ...
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競歩はマラソンに代わる“第二のお家芸”…日本陸連は独自のロードレース観を打ち出すべき
国際オリンピック委員会(IOC)と世界陸連(WA)が、来年夏のパリ五輪での競歩の実施要項を発表した。 男子50キロ競歩に代え、新種目として35キロの男女混合を行うことは東京大会前に決まっていたが、新種目を男女2人が10キロ余...
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陸上中距離女王・田中希実「プロ宣言」はマラソン転向の布石? 親子で描くはパリ五輪の先
先輩ランナーに続くのか。 陸上女子で東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(23)が3日、都内で会見を行い、スポーツメーカー「ニューバランス」に所属することを発表。先月末に豊田自動織機を退社し、今後はプロランナーとして活...
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新谷仁美のMGCボイコット宣言は至極まっとう 選手を国内に縛り付ける陸連の愚
今週は青梅マラソン、来週は大阪、再来週は東京、さらにその次は名古屋ウィメンズと、マラソンシーズン真っ盛りだ。 そんな折に面白い話を聞いた。今月12日に2年ぶりに香港マラソンが開催され、フル、ハーフ、10キロ、車椅子に4万人以...
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香川丸亀国際ハーフマラソン男女の記録 世陸や五輪につながる別府大分より気になるワケ
ニンジン効果はあるか。 5日号砲の別府大分毎日マラソンは、8月の世界陸上や来年のパリ五輪へ続くレースだ。前年の優勝者は西山雄介(28)。初マラソンで大会初の2時間7分台の記録で制し、同年の世界陸上に出場し13位だった。 ...
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女子マラソン新谷仁美「パリ五輪は出ない」明言も…陸連のラブコールに応じる可能性は?
凡戦に終わった大阪国際女子マラソンの29日の総括会見で、陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏は、15日のヒューストン・マラソンで日本歴代2位(2時間19分24秒)の好記録で優勝した新谷仁美(34)にこう呼びかけた。 ...
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全国駅伝で一躍人気“スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里 早くも心配なマスコミとファンの過熱
エントリーしただけでニュースだ。 「BIWAKOクロカン」事務局は27日、全国中学生クロスカントリー大会(2月5日、滋賀)にドルーリー朱瑛里(15=鶴山中)がエントリーしたことを発表。スポーツ紙のネット版が早々と報じた。 ...
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パリ五輪にソッポの新谷仁美が狙うマラソン日本記録の疑問…女子に「2つの記録」存在のナゼ
知らない人は多い。 15日のヒューストン・マラソンを日本歴代2位の2時間19分24秒で優勝した新谷仁美(34)が23日、都内で会見。来年のパリ五輪を目指さない方針を改めて明言した。1万メートルとハーフマラソンの日本記録保持者...
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パリ五輪で最終日を飾る女子マラソンは史上最も過酷なレース確定…起伏が多い超難コース
20年ぶりのメダルはあるか。 世界陸連は9日、2024年パリ五輪(7月26日開幕)のタイムテーブルを発表した。花形種目の男子100メートル決勝は8月4日午後9時50分(日本時間5日午前4時50分)。女子マラソンは五輪史上初め...
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北口榛花のやり投げ人生を変えた単身チェコ留学 食事、洗濯、お風呂…文化の違いに驚きの連続
北口榛花(24)は昨年7月、陸上世界選手権(米・オレゴン州)の女子やり投げで表彰台に立った。投てき種目では五輪、世界陸上を含めて日本女子史上初となる銅メダルを獲得する快挙。日本陸上界を大いに沸かせた。飛躍のきっかけになったのがチェコ...
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北口榛花のやり投げ人生を変えたチェコ留学 始まりは1枚の名刺、言葉の壁“必笑”エピソード
「ドブリーデン」 チェコ語で「こんにちは」を意味する言葉だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 北口榛花(24)は2022年7月の陸上世界選手権(米・オレゴン)で、日本女子初となる投てき種目のメダルを獲...
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高校駅伝ランナーの進学先に異変あり…箱根優勝より大学のブランド力重視の堅実志向へ
女子は長野東、男子は倉敷の優勝で幕を閉じた今年の全国高校駅伝。長野東のアンカー村岡美玖は、大学女子駅伝の名門・名城大への進学が決まっている。 女子は実業団に進む選手も多いが、男子は5000メートルで13分台の記録を持つ選手の...
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【箱根駅伝予想】早大OB渡辺康幸氏「駒大の3冠阻止して青学大連覇なるか」ダークホースは?
駒大に学生駅伝3冠がかかる年明けの箱根駅伝。青学大はそれを阻止し、2連覇を達成できるか。そこに割って入る大学はあるのか、波乱はないのか。1号車で解説を務める早大OBの渡辺康幸氏(49=住友電工陸上部監督)は大学時代、2区で2度の区間...
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佐久長聖が全国高校駅伝「高校最高」2秒更新も“ケニアの壁”厚く…倉敷が「大会新記録」V
全国高校駅伝(京都)の男子(7区間42.195キロ)は、倉敷(岡山)が、2時間1分10秒の大会新記録で、4年ぶり3度目の優勝を果たした。 勝利と大会記録に大きく貢献したのはケニア出身の留学生サムエル・キバティ(2年)だ。3区...
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【12.25全国高校駅伝】最大の注目選手・佐久長聖の吉岡大翔は「トラックで世界と勝負して欲しい逸材」
今年も余すところあとわずか。スポーツマスコミでは正月の箱根駅伝に関する記事が多くなってきた。今回大学駅伝「3冠」を狙う駒大には、京都・洛南高時代に1500メートル、3000メートル、5000メートルで高校最高記録をつくったスーパール...
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箱根1区15年ぶり区間新の中大エース吉居大和 マラソン転向のベストタイミングはいつ?
第99回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日)に向け、前回総合6位の中大が19日に多摩キャンパスで会見を行った。今大会はエースの吉居大和(3年)と弟の駿恭(1年)らを軸に往路優勝と総合3位を目指すという。 兄の大和は今年の箱...
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陸上・小池祐貴「27歳の決断」 ハイレベルの米LA留学でパリ五輪のメダル狙う
「それが最善策ですよ」 ある陸上関係者がこう言うのは、陸上男子短距離の小池祐貴(27=住友電工)の決断だ。 小池は来季から米国を練習拠点とし、元男子100メートル世界記録保持者で2000年シドニー五輪同種目金のモーリス...
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2025年世界陸上は“クリーン”に行われるのか? 前回91年大会では接待や贈り物ジャブジャブ
もう、湯水のごとくは許されない。 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件を受け東京都は14日、今後の国際スポーツ大会でのガバナンス強化に向けた有識者会議を設置すると発表した。弁護士や公認会計士らで構成し、12月の初会合から再...
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駒大エース田沢廉はマラソンで世界に通用するか?全日本駅伝3連覇に貢献も気になる進路
この選手も同じ道をたどるのか。 全日本大学駅伝対校選手権は、駒大が5時間6分47秒の大会新記録で圧勝。3連覇で15度目の優勝を遂げた。10月の出雲駅伝との2冠を達成し、1月の箱根駅伝で「大学3冠」に挑む。 大会記録に...
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不破聖衣来が2年連続区間賞で復活アピールも…2023年世陸前に“駅伝に潰される”深刻懸念
名城大が史上初の6連覇を達成した30日の全日本大学女子駅伝(仙台)。 女子1万メートル日本歴代3位(30分45秒21)の記録を持つ拓大の不破聖衣来はエース区間の5区(9.2キロ)に登場。7位でタスキを受けると終盤に3人を抜き...
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エリザベス女王から優勝杯を渡された「唯一の日本人」 順大OB澤木啓祐氏が語った緊張感
英国の君主として70年にわたって在位してきたエリザベス女王が8日、96歳で亡くなった。「女王陛下の訃報に接し、56年前を思い出しました」というのは、陸連専務理事、副会長などを歴任した澤木啓祐氏だ。 澤木氏といえば、母校・順天...
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ボルトが「勝利ポーズ」を商標登録…ロゴとして使用しビジネス展開へ
陸上界のスーパースター、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、自らの「勝利のポーズ」をロゴとして商標申請した。出願書類によると、このロゴを使って幅広いビジネスを展開する構えだ。米特許商標庁に17日付で申請した。 ボルトは陸上男子...
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<36>やり投げ・北口榛花選手も…指導者と選手の言い合いや喧嘩は信頼関係あるからこそ
今月は仕事と帰省を兼ねて家族と北海道へ行っていた。そんな中、同じ道民として応援しているやり投げの北口榛花選手が大活躍。うれしい限りだ。7月の世界陸上で日本女子の投てき種目で初のメダルを獲得。世界ランク1位に輝いた。その後のダイヤモン...
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やり投げ女王・北口榛花ガッポリ! 世界陸上銅&DLファイナル初出場でこれだけの稼ぎ
実力があればカネになるということだ。 7月の世界陸上女子やり投げで北口榛花(24)が、日本女子の投てき種目では五輪、世界選手権を通じて初のメダル(3位=63メートル27)を獲得し、日本中を驚かせた。その後は、今季初参戦のダイ...
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世界陸上でクラスター発生…「スポーツ産業国」である日本の驕りが希薄な危機感を生む
世界陸上選手権が終わった。競歩や女子やり投げの北口榛花の活躍はあったが、盛り上がりに欠けた。理由は日本チームのコロナ感染クラスターだ。 人気種目のマラソンでは鈴木健吾、一山麻緒、新谷仁美という期待選手が直前に消え、お家芸を自...
