全国駅伝で一躍人気“スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里 早くも心配なマスコミとファンの過熱

公開日: 更新日:

 エントリーしただけでニュースだ。

「BIWAKOクロカン」事務局は27日、全国中学生クロスカントリー大会(2月5日、滋賀)にドルーリー朱瑛里(15=鶴山中)がエントリーしたことを発表。スポーツ紙のネット版が早々と報じた。

 ドルーリーは15日の全国都道府県対抗女子駅伝の岡山3区(3キロ)で17人抜きの快走劇を見せ、世間を仰天させた。区間新(9分2秒)をマークした腰高の完成されたフォームに専門家たちは驚き、翌日のスポーツ紙は一面などで大きく報じ、テレビのワイドショーも取り上げた。昨年の全国中学校大会1500メートルは4分23秒79で優勝。同年U16女子1000メートルも2分45秒84で制し、専門家からは、早くも2028年ロス五輪を目指せるという声も出ている。

 走りの才能だけでなく、父がカナダ人の美形なハーフランナーということで、これからもマスコミが追い回すに違いない。

 4月からは高校生。8月の高校総体や10月のU18といった公式競技だけでなく、駅伝の強豪校へ進めば12月の全国高校駅伝も注目される。一躍有名になったため、マスコミだけでなく、大会や放課後の練習、制服姿などを盗撮するファンも出てくるはずだ。これからは嫌でも他人の視線を気にせざるを得なくなるだろう。陸上嫌いにならなければいいが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった