注目の人 直撃インタビュー
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堀尾輝久氏 マッカーサー書簡で“押し付け憲法論”は覆った
改憲勢力で衆参3分の2超を得た安倍首相は悲願の憲法改正に向け、虎視眈々と機会をうかがっている。この臨時国会で憲法審査会を再び動かそうとしているが、安倍が改憲のよりどころとする「押し付け憲法論」をひっ…
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大島堅一氏「原発は50歳になっても居直る放蕩息子です」
この国の政府はどこまで悪辣なのか。原発の廃炉費用を国民に押しつける思惑で、有識者会議をスタートさせたことだ。原発はガンガン再稼働させて、事故の賠償金や廃炉費用は国民負担とは、いいとこ取りのご都合主義…
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東京10区出馬の若狭勝氏語る 都連との仲介役にはならない
自民党からの脅しも何のその、小池百合子都知事誕生の立役者となった若狭勝衆議院議員が、今度は衆院東京10区の補選(10月23日投開票)に立つことを宣言した。もともと比例の衆院議員だが、小池の地盤10区…
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ポスト安倍睨む石破茂氏 「政策論争を避けるのは無責任」
8月の内閣改造で地方創生相を退任、政権に距離を置いた石破茂氏。「ポスト安倍」を睨んで、力を蓄えるとみられている。最近は総裁任期の延長論に異論を唱えるなど、徐々に踏み込んだ発言が増えてきた。直撃したら…
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伊藤真弁護士「2つのルートで安保法はひっくり返せます」
憲法違反の集団的自衛権の行使を容認した安保法が成立し、いよいよ自衛隊は南スーダンなどでの活動を活発化させる。それを阻止するには先の参院選で自公政権に鉄槌を下す必要があったのだが、結果は衆参で改憲勢力…
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蓮舫・民進党代表代行 「衆院鞍替えは当然考えています」
9月2日に告示(15日投開票)が迫る民進党代表選。岡田代表の不出馬を受け、早々に出馬表明した蓮舫氏(48)が現在、独走状態である。女性都知事が誕生する時代だ。野党第1党の党首も女性となるのか。新代表…
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元副総裁・山崎拓氏が苦言 「今の自民は猿山の猿と同じ」
防衛庁長官や自民党副総裁などを歴任。今なお政界に影響力を持つ重鎮・山崎拓氏(79)は、議員生活35年間のすべてを手帳に克明に残していた。毎日どこで誰と会って、何を話したか。それは日本の近現代政治史の…
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エコノミスト櫨浩一氏 「英EU残留の確率は五分五分以上」
英EU離脱ショックから1カ月以上が過ぎた。英国民投票の直後は、株式市場が大混乱し、世界同時株安が出現。為替相場では超円高が止まらず、約2年7カ月ぶりとなる1ドル=99円台まで円は買われた。現在は、落…
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作家 島田雅彦氏「サヨクにもポピュリズムの旗手が必要」
「日本は現在、歴史上最悪の政権が居座っている」と断じる。安保法制や憲法をめぐる国家の暴走。30年以上前の学生時代に「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビューした作家は、デモの復活や路上で声を上げる市民の…
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鳥越俊太郎氏が決意 「東京は憲法を守るという旗立てる」
この4年で3回目となる東京都知事選(31日投開票)は事実上、保守分裂と野党統一候補による三つ巴の戦いだ。安保法制反対デモの中心にいたこの人は、参院選の自公勝利を受けて告示直前に手を挙げた。それに対し…
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激戦の新潟で当選 森ゆうこ氏が語る「野党共闘」の成果
参院選の1人区は野党が共闘で候補者を一本化し、2ケタ勝利を挙げた。どこも僅差の大激戦となったが、新潟選挙区を制したのが“武闘派”と評される森ゆうこ氏(60)だ。インタビュー当日は白いスーツに薄ピンク…
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元NEWS23岸井成格氏 「このままだとメディアは窒息する」
改憲派が3分の2を制するのか。天下分け目の参院選を前にこの国の報道の静かなこと。まともに争点を報じず、アベノミクスの検証すらやらない。この国のテレビはどうなっているのか? さぁ、このテーマを聞くなら…
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元外交官・浅井基文氏 オバマ広島訪問「安倍政権が演出」
今年5月、現職米大統領として初めて被爆地・広島を訪問したオバマ大統領を日本メディアは「歴史的」と大絶賛したが、本当にそうだったのか。09年4月のプラハ演説で目指す――とした「核なき世界」は前進したと…
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浅野史郎氏が舛添氏に贈る 「知事職は命懸けより心がけ」
政治資金の公私混同疑惑で大炎上した東京都の舛添要一知事が21日、辞任した。海外豪華出張が問題視されてから3カ月。疑惑の核心である正月の家族旅行の真相は解明されないままだ。お茶の間も巻き込んだ舛添騒動…
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夕張市長・鈴木直道氏が断言「夕張の将来は日本の将来」
353億円超の巨額の財政赤字に陥った北海道夕張市の破綻は、06年当時、日本中に衝撃を与えた。あれから10年。財政再建は順調に進んでいるものの、急激な人口減少や超高齢化など立て直しへの課題は多い。ただ…
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憲法学者・樋口陽一氏 「国民が求めるのは改憲ではない」
来月10日に参議院選挙が行われる。安倍政権は争点を「アベノミクスを進めるか、後戻りさせるか」などと言っているが、その裏で、憲法改正という野望を抱いているのは間違いない。9条の解釈改憲、違憲の安保法施…
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「日本会議は中身空っぽ」 異色の著述家・菅野完氏が解明
安倍首相を筆頭に多数の閣僚が関連議連に名を連ねる保守系市民団体「日本会議」。この組織を徹底解明した新書「日本会議の研究」(扶桑社)が飛ぶように売れている。4月末の発売前から重版が決定。今は入手困難の…
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俳人・金子兜太氏「アベとかいう変な人に痛切な危機感」
気迫ある毛筆で書かれた「アベ政治を許さない」のプラカードは、昨夏の「安保法制反対」運動のシンボルだった。揮毫したのは、現在96歳の俳句の大御所・金子兜太氏。南方で終戦を迎え、1年3カ月の間、米軍の捕…
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小林節氏が真意を語る 「残された選択肢は第3の旗のみ」
違憲の安保法による立憲主義の破壊は許さない――。野党共闘による安倍政権打倒を最前線で訴えてきた憲法学者の小林節氏が、政治団体(国民怒りの声)を立ち上げ、参院選に自ら出馬する。比例区でのオリーブの木構…
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「今言っておかないと」 赤川次郎氏が国家統制社会に警鐘
赤川次郎氏は言わずと知れたベストセラー作家だ。ユーモアあふれる軽妙なミステリー小説の旗手。そのイメージを覆すような意欲作「東京零年」が、本年度の吉川英治文学賞を受賞した。国民の自由は巧妙に奪われ、権…
