政治学者・中島岳志氏 「政治と宗教の接近」を強く危惧

公開日:  更新日:

 安倍政権下で全体主義がよみがえるのではないか。またまた学問の世界から、こんな問いかけがわき起こっている。昨年は立憲主義を否定する安倍政権の暴挙に対して、憲法学者が立ち上がった。

 今回はというと、政治学者の中島岳志北大准教授と宗教学者の島薗進東大名誉教授が議論した本(「愛国と信仰の構造―全体主義はよみがえるのか」集英社新書)で、ナショナリズムと宗教が結びつきつつあることに強い警鐘が鳴らされたのである。安倍内閣の閣僚のほとんどは伝統的な社会を理想とする、宗教色の濃い「日本会議」に所属している。5月のサミットも皇室とゆかりの深い伊勢神宮のある伊勢志摩で行われる。政治と宗教に対して、国民は今こそ敏感になるべきだ。

■かつてのように宗教と政治が近づいている

――「報道ステーション」では辛口コメントが痛快な中島さんですが、ナショナリズムと宗教の関係に焦点を当てて、対談本を上梓された。キッカケは何ですか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称

  2. 2

    安藤サクラに朝ドラ奪われ…満島ひかり“超ワガママ”の裏側

  3. 3

    ロッテに対抗し青天井 巨人がFA丸に5年35億~40億円の狂気

  4. 4

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  5. 5

    倉科カナが三くだり半…竹野内豊“結婚しない男”の罪深さ

  6. 6

    FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

  7. 7

    陰惨な事態…高校生の「言論の自由」が脅かされている衝撃

  8. 8

    日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>

  9. 9

    大谷のア新人王を非難 東地区2球団の投手陣が右肘を狙う

  10. 10

    安倍首相は「年金資産」を北方領土とバーターする気だった

もっと見る