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藤田孝典氏 “下流老人”は「バカにするな」と声上げるべき

介護、引きこもり…ふとしたきっかけで貧困に転落

 安倍政権が低所得の年金受給者1人あたりに3万円を払う方針だが、来年の参院選を見据えた「バラマキ」もいいところだ。こんな目くらまし政策で、高齢者の貧困問題が解決するわけがない。日本人の9割がふとしたきっかけで「生活保護レベルの暮らし」に転落するというショッキングな現実を描いた「下流老人」(朝日新書)は20万部を突破し、今年の流行語にもなった。「一億総老後崩壊」の日本に未来はあるのか。貧困現場を見続ける著者・藤田孝典氏は「このままではもっと悲惨なことになる」と怒りをぶちまけた。

■特養「50万人待ち」という異常事態

――今年、著書のタイトルである「下流老人」が大きなトピックスになりました。

 関心を示すのは高齢者が多いかなと思っていたら、若い人からも連絡があった。全世代から反響がありました。非正規雇用が4割に達し、雇用や将来に対する漠然とした不安を、みんなが持っているんだと思います。

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