注目の人 直撃インタビュー
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共産党・志位委員長 「安倍内閣には戦争法案を扱う資格なし」
党首討論では舌鋒鋭く安倍首相に迫るが、国政選挙では独自路線を歩む日本共産党。戦争法案を阻止するために野党はどこまで共闘できるのか。委員長のホンネに迫った。 ■「これほど米国に無条件追従する国は…
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現役最年長の加藤一二三 九段 「将棋指すごとに精神活性化」
古希を過ぎて出演したバラエティー番組をきっかけにブレーク。将棋と縁の薄い子どもや若者にまでファン層を広げ、「加藤一二三九段」よりも「ひふみん」と呼ばれる機会が増えた。恰幅のいい体を揺らしながら、「こ…
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琉球新報・普久原均氏が抉る「オスプレイ」首都配備の危険性
空飛ぶ棺桶といわれる「オスプレイ」が横田基地にも配備されるが、東京都知事が抗議するわけでもなく、都民もノホホンと構えている。それでいいのか。琉球新報でオスプレイの危険性と米軍の横暴、日米地位協定の問…
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西川のりおが語る「橋下氏は問題提起だけで解決していない」
大阪市民として、芸能界で一、二を争う政治好きとして、7年半の橋下政治をウオッチしてきた漫才師の西川のりおさん(63)。その是々非々の鋭いツッコミに、大阪都構想の住民投票直後、〈西川のりおの橋下徹批評…
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山田元農相が語るTPP“漂流”の可能性 「阻止は時間との闘い」
大メディアはてんで報じていないが、TPPの行方が一気に不透明になってきた。旗振り役だった米国で議会が猛反発しているのである。TPP断固阻止で闘ってきた山田正彦元農相(73)に見通しを聞いたら、「漂流…
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保坂展人・世田谷区長が指摘「都構想より『区』の権限強化を」
橋下大阪市長が仕掛けた大阪都構想は住民投票で否決された。その際、反対の論陣を張ったのがこの人、東京・世田谷区長の保坂展人氏(59)だ。国会の「質問王」から世田谷区長になり2期目。橋下は「東京都の23…
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憲法学者・青井未帆氏が危惧 「安保法制で憲法が紙切れに」
一連の「安全保障法制案」が14日、閣議決定された。集団的自衛権の行使容認を解釈改憲によって法制化するという、日本にとっての一大転換だ。安倍政権は与党合意と日米ガイドラインの見直しで既にすべて完了した…
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気鋭の学者・白井聡氏「首相は自衛隊の犠牲望んでいるのか」
日本の大メディアは安倍首相の訪米について、「日米新時代」と手放しだったが、冷徹な目で「米国の傀儡政権かと思わせる内容だった」と切り捨てたのが京都精華大専任講師の白井聡氏(37)。近著「偽りの戦後日本…
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GPIF運用委員を務めた小幡績氏が指摘「国民にリスク説明を」
ついに2万円の大台を突破した東証株価だが、投資家からはこんな声が聞こえてくる。「クジラの後を泳げばいいのだから楽だ」――クジラとは130兆円もの資金を持ち、株を買い上げているGPIF(年金積立金管理…
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エコノミスト浜矩子氏が看破する「チーム・アベ」の欺瞞
マネタリーベースを2年間で2倍に増加させ、2%の物価上昇を実現する――。日銀の黒田総裁が打ち出した異次元の金融緩和も、この4月で3年目に突入した。本人は「所期の効果を発揮している」と強気だが、肝心の…
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京大大学院・藤井教授が警告「橋下維新が暗示する日本の危機」
橋下徹・大阪市長が最重要課題に掲げる「大阪都構想」。その可否を決める住民投票が1カ月後の5月17日に行われる。前哨戦とされた統一地方選では、大阪維新の会が府議会と市議会ともに第1党の座を確保。もっと…
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劇作家・平田オリザ氏「異議唱えなければファシズム広がる」
元経産官僚・古賀茂明氏の「報道ステーション」降板劇は、安倍政権のメディアに対する「圧力」の存在を視聴者にもまざまざと知らしめることとなった。「誰かが異議を唱えなければファシズムが広がってしまう」――…
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江夏豊氏が若手の気質と練習に苦言「今のキャンプ手ぬるい」
プロ野球が開幕した。阪神のエースとして「ONコンビ」全盛期の巨人に真っ向勝負を挑み、68年には年間401奪三振、71年球宴では9連続奪三振を達成した江夏豊さん(66)。40年以上たっても記録は生きて…
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沖縄在住作家・目取真俊氏 「県民の怒りは日本全体に向かう」
沖縄県と安倍政権との対立はもはや、さながら戦争状態だ。基地移設反対の沖縄の民意を無視し、抗議する人々を排除し、翁長雄志知事が辺野古への移設関連作業の停止指示を出せば、その執行停止を申し立て、官房長官…
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民主党・山井議員 「労働者は歴史上最大の危機を迎えている」
今年の春闘、大企業はどこもかしこも大幅アップに沸いているが、その裏側では労働者イジメの悪法が次々と国会に提出されようとしている。それも前代未聞の強引さで。働く人にかくも冷酷な安倍政権の実態と、法改悪…
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NYタイムズ東京支局長指摘 「大新聞は国民を見下している」
相変わらず安倍政権の支持率は高いが、不思議なことだ。庶民にアベノミクスの恩恵はまったくないし、イスラム国の人質事件は最悪の結末に終わった。政治とカネの醜聞が噴出し、大臣がまた辞任した。そんな中で、安…
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イスラム専門家・内藤正典教授が明かす「トルコ政府が用意した人質交換シナリオ」
「イスラム国(IS)」の人質事件発覚から1カ月半が過ぎた。湯川遥菜さんと後藤健二さんが殺害される悲惨な結果になったが、政府の対応のどこに問題があったのか、どう動いていたのかなど、まだ解明されていない疑…
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元最高裁の瀬木比呂志氏が暴露「裁判所はいまや権力の番人だ」
安倍政権になってからというもの、メディアが政権に遠慮し「物言えぬ空気」が広がっているのは、あちこちで識者が指摘している通りだ。そこにはさまざまな理由が絡み合うのだが、そのひとつに見過ごせないものがあ…
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パロディー作家マッド・アマノ氏 「風刺は権力への批評行為」
安倍政権を批判しにくい空気が、ネット社会だけでなく大メディアにも広がっている。特にイスラム国による日本人殺害事件以降は、政権批判をすると「テロリストの味方か」と叩かれる異常さだ。そんな中、今月9日、…
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沖縄移住した「噂の真相」元編集長が語る「辺野古移転の真相」
知る人ぞ知る「噂の真相」元編集長の岡留安則氏(67)は、04年4月号で同誌を休刊した後、沖縄に移住した。基地問題などに関する執筆活動を続けながら、那覇市内で報道関係者や政財界要人らが集うサロン的居酒…