注目の人 直撃インタビュー
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元最高裁の瀬木比呂志氏が暴露「裁判所はいまや権力の番人だ」
安倍政権になってからというもの、メディアが政権に遠慮し「物言えぬ空気」が広がっているのは、あちこちで識者が指摘している通りだ。そこにはさまざまな理由が絡み合うのだが、そのひとつに見過ごせないものがあ…
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パロディー作家マッド・アマノ氏 「風刺は権力への批評行為」
安倍政権を批判しにくい空気が、ネット社会だけでなく大メディアにも広がっている。特にイスラム国による日本人殺害事件以降は、政権批判をすると「テロリストの味方か」と叩かれる異常さだ。そんな中、今月9日、…
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沖縄移住した「噂の真相」元編集長が語る「辺野古移転の真相」
知る人ぞ知る「噂の真相」元編集長の岡留安則氏(67)は、04年4月号で同誌を休刊した後、沖縄に移住した。基地問題などに関する執筆活動を続けながら、那覇市内で報道関係者や政財界要人らが集うサロン的居酒…
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野口悠紀雄氏がアベノミクスを批判 「異次元緩和は脱法行為」
「アベノミクスの成功を確かなものにすることが最大の課題」――。昨年末の衆院選後も、安倍首相は引き続き「デフレからの脱却」を最優先に掲げた。だが、アベノミクスによって輸入物価は急上昇し、中小企業の「円安…
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古賀茂明氏が語る「I am not Abe」発言の真意
イスラム国の人質事件では、ほとんどの大メディアが安倍政権批判を控えている。そこにあるのは、「人質が殺されそうなときに足を引っ張るな」という情緒論だが、そんな中、敢然と、しかも痛烈な言葉で安倍首相を批…
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青木理氏「朝日叩きは社会が変質する中で起きた歴史的事件」
昨夏来の朝日新聞をめぐるバッシング報道は、異常と言っていい。従軍慰安婦など誤報についての朝日側の対処に問題があるとしても、週刊誌やネットに「国賊」「売国」という言葉が飛び交い、記事を書いた記者が個人…
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大野元裕氏が深刻懸念 「日本人も日本企業もテロの標的に」
世界中を震撼させた仏週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件。犠牲者は17人に及び、欧州で反イスラムデモが拡大するなど、事態は「憎悪の連鎖」という最悪の展開になりつつある。イラクやシリア、ヨルダンの日本…
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開成・柳沢校長が指摘「日本人はもっと知識を表現するべき」
東京大学と米ハーバード大学の両方で10年以上教授をやり、2011年から母校の開成中学・高等学校の校長を務めているのが、この人、柳沢幸雄氏(67)。日米の知的エリートを比較すると、大学入学時は日本の学…
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五木寛之氏「親鸞の最後は無造作に書く。それは決めていた」
壮大なスケールで描かれた小説「親鸞」。その「完結篇」が先月、講談社から出版された。平安末期から鎌倉時代、激動の世を生き抜いた親鸞は90歳で静かに人生の幕を閉じる。その「死に際」に作者が込めた思いとは…
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椎名誠氏「日本のおかしさに怒る人が不眠の先駆者になる」
ストレス社会で眠れない人が増えている。とはいえ、この人もそうだったとは驚いた。世界中を旅して、キャンプを楽しみ、酒を飲む。人生を謳歌している豪快作家のイメージがあったからだ。そんな椎名さんが書いた「…
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福井県立大教授・服部茂幸氏 アベノミクスの“手口”を暴く
アベノミクスのゴマカシはいろいろあるが、「アベノミクスの終焉」(岩波新書)で有無も言わせぬ数字を突きつけたのが、この人だ。服部氏の著書の中にはアベノミクスを雨乞いに例えた話が出てくる。根拠のない雨乞…
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稲嶺進名護市長「新基地建設の中止を確信しています」
今月10日、いよいよ沖縄県政トップが翁長雄志新知事へと交代する。仲井真時代に“強権的”に進められた米軍普天間基地の辺野古移設にストップをかける闘いが本格化することになる。翁長知事と二人三脚で闘う稲嶺…
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田中康夫氏に聞く 「33年後のなんクリ」で描いた日本の今
日刊ゲンダイ本紙でも長らくコラムを連載していただいた作家の田中康夫さん(58)は、常に、「次の行動」が気になる人だ。鮮烈なデビュー作、「なんとなく、クリスタル」がもたらす、「なんとなく軽い」イメージ…
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税制の“大御所”富岡幸雄氏 「消費税は不義の子、廃止に」
安倍政権は消費税10%を17年4月まで先送りする。それを御旗にして衆院を解散、総選挙に挑むわけだが、「先送り」で国民が拍手喝采すると思っているところがふざけている。貧乏人をますます苦しめる消費税は、…
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カレル・ヴァン・ウォルフレン氏「安倍首相は絵空事だらけ」
隣国と対話すらできないタカ派体質など、安倍首相に対する見方は、国内よりむしろ海外で冷ややかだ。長年、日本の政治システムを俯瞰してきた知日派ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォフレン氏(73)が、新著…
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伝説ディーラー藤巻健史氏「物価上昇は20%まで加速する」
異次元緩和では物足りず、追加緩和に踏み切った黒田日銀。これを歓迎した株式市場は沸きに沸いているが、“劇薬”の副作用は計り知れない。“伝説のディーラー”は2年前の安倍政権発足時から、大胆な量的緩和は「…
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北朝鮮の専門家・朴斗鎮氏 「安倍首相は足元を見られている」
一体、何しに北朝鮮まで行ったのか。ご用聞きさながらの日本政府団の訪朝には、拉致被害者の家族会からも不満の声が聞こえてくる。「拉致の安倍」で売り込んできたくせに、いまや、北朝鮮とのパイプ維持にすがるよ…
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前那覇市長・翁長雄志氏が語る「沖縄知事選」出馬への覚悟
11月16日の沖縄県知事選は、安倍政権の今後を占う重要な選挙になる。現職の仲井真知事が辺野古埋め立てを承認し着々と進む工事に対して、「断固阻止」を訴えているのが、この人だ。3日に那覇市長を辞した翁長…
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反原発で闘う湯川れい子氏「女性閣僚?誰でもいいってもんじゃありません」
臨時国会が始まったが、安倍首相が強調したのが「女性が活躍する社会」である。女性閣僚を5人登用、ニューヨークでもアピールしていたが、さて当の女性は、そんな付け焼き刃の“ウイメノミクス”をどう見るか。今…
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元NHK永田浩三氏 「安倍政権の局支配が着実に進んでいる」
菊池寛賞、芸術祭賞など、賞を総ナメにしたNHKの敏腕プロデューサーは、安倍首相らが「圧力」をかけたとされる「番組改変事件」のあと、NHKを去った。再び、注目を集めているのは、OBたちが連帯し、「籾井…
