著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

50年ぶり復活「老人と子供のポルカ」に見る世相移り変わり

公開日: 更新日:

「老人と子供のポルカ」という歌を覚えているだろうか。黒沢映画などで名脇役であった左卜全さんと子供たちが、世の中の怖いものに対して「やめてけれ」と歌い「助けてー」と叫ぶコミック・プロテスト・ソングだ。お爺ちゃんの可愛さと子供たちの純真無垢な歌声がウケてかなりヒットした。時代は1970年。当時はやっていたスキャットを「ズビズバー」「パパパヤー」と取り入れているのが面白い。

 1番は「やめてけれゲバゲバ」と歌う。「ゲバ」とは「ゲバルト」のことで、当時社会問題だった学生運動を指している。これはかなりの流行語になり、ギャグ番組の「ゲバゲバ90分」のタイトルになって一般化した。全学連は道路の敷石をはがして投石をしたり、火炎瓶を投げたり過激であった。当時私は中学3年生で、修学旅行は東京が予定地であったが、危険だという話になり、富士山に変更になったぐらいだ。

 2番の歌詞は「ジコジコ」。皆が自家用車を買い交通量が増え、事故も社会問題になっていた。とくに犠牲になるのは子供が多かった。家の前をダンプカーがビュンビュン走るような道がたくさんあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった