著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

黒マスクでV 大坂なおみは「マッドマックス」のC・セロン

公開日: 更新日:

「MADMAX 怒りのデス・ロード」が地上波で放送された。久々に見てやはり映画史に残る名作だと納得した。

 話はこうだ。水と石油が希少価値である核戦争後の未来。その世界を牛耳るのは王であるイモータンジョー。スキンヘッドに上半身裸で白塗りにしたウォーボーイたちを従え、奴隷のような民に水を与えることで君臨している。その大隊長が片腕の女フュリオサ(シャーリーズ・セロン)。作戦行動すると見せかけ、イモータンジョーにとらわれ、子供をつくることを仕事とさせられている女たちを密かに連れ出し逃走する。ひたすら「逃げる」「追う」それだけの展開。だがその世界観は深く、映画的魅力が満載だ。

■自由と尊厳を体現

 折しも同じ時期に全米オープン優勝を果たした大坂なおみ選手。

 度重なる警官の黒人射殺事件に抗議し、犠牲者の名前を書いた7つのマスクを着けて見事優勝。素晴らしい感動とメッセージを全世界に届けた。両手を突き上げる歓喜の姿を見て、私は「MADMAX」のフュリオサを想起した。人々の自由のために立ち上がる勇気ある女性だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「風、薫る」“シマケン”はブーイングも…Aぇ! Group佐野晶哉には「オファー増」の追い風

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    “世界ランク1位”の座を捨てて甲子園へ 享栄・上江滝拓未「将来はプロかバスの運転手」

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  1. 6

    りくりゅう“ジュニア”に早くも金メダル期待 一般家庭の子にはない「血」と「資金」の強み

  2. 7

    高市政権が国民資産「強奪」計画! 現預金1100兆円を狙い撃ち、放漫財政のツケを庶民のフトコロに押しつけ

  3. 8

    ビートたけし&島田洋七「ほとんどリタイア」の現在地…「おお元気か?」と連絡し酒を酌み交わす

  4. 9

    日本ハムは「レイエス流出阻止」が最優先課題 優勝争い&新庄監督の去就以上に重大なワケ

  5. 10

    警察は田岡邸を没収し、兵庫県や神戸市の持ち物にしたらどうだ