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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

日経平均5万円突破でも…自分が持つ銘柄は上がらず、指数ばかりが上昇するカラクリ

公開日: 更新日:

「また通過、そしてまた通過。一体いつになったら電車に乗れるのか?」

 世の中にチョー不便な駅が存在する。他の路線との接続がないマイナーな駅だ。ここでは原則、各駅停車しか止まらず、いつまで経っても電車に乗ることができない。

 東海道新幹線でいえば新富士駅あたりか。東京までは1時間程度だが、とにかく通過列車が多い。のぞみやひかりに、ヤラれてばかりである。これはもう、指をくわえて待つしかない。

 東京株式市場でも同じようなことが起こっている。世の中は「日経平均は連日で史上最高値更新! 5万円を突破!」と大ハシャギだが、現実はそう甘くはない。

 個人投資家の多くが保有している“グロース株(成長期待が高い中小型株)”は安値を更新しているのである。

「自分の持っている銘柄は全然、上がらない。むしろ下がっている」と嘆き節なのだ。

 なぜ、そんなことになってしまったのか……。

 それは、日経平均を押し上げているのが、AI・半導体関連銘柄ばかりだからである。

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