シニアなら今こそ「そうだ 京都、行こう」? では東京からいくらかかるのか
「そうだ 京都、行こう」
1993年に始まったJR東海のキャンペーン。「都会人が、ふと旅行に行きたくなる」──そんな衝動にかられる名コピーであった。あれから30年……。
「そうだスーパー、行こう」
今となっては値札の前で立ち尽くす毎日! 円安による物価高で、いつものように財布とにらめっこ! 太るのは財布ではなく、お腹ばっかりである。
「中高年のみなさま! 負けないでください、その顔で!」と、きみまろ風に言ってみたりもする。
オーバーツーリズムが問題視され続けてきた昨今。最近は中国人観光客による自粛ムード(?)もあって、名所はようやく落ち着きを取り戻してきた。今こそ、シニアが再登場するチャンスだ。
では、実際にいくらかかるのか。
「どれどれ東京・京都間は、のぞみを使うと……え~っと往復で2万8340円、2人だと5万6680円。宿泊費を含めると……ぎゃっ、年金が吹っ飛んでしまう!」
















