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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

銀行界隈の金利キャンペーンを鵜吞みにすると…パンフレットはしっかりチェックを

公開日: 更新日:

「よし、5000円ゲット!」

 朝一からビッグを引き当てた。これは学生時代のパチスロの話。10時の開店で並び、お目当ての台に座る。1000円でコインを買い、1プレー目に大当たりを引き当てる。いわゆる「モーニング」ってヤツだ。シニアには懐かしい話。

 かつてはこういった「仕組み」が存在した。店側が事前に大当たりを仕込み、朝からの集客に役立てる。現在となっては違法だが、過去にはこれを目当てに多くの客が集まった。

 ただ、店によっては、厳密なルールが存在していた。

「開店から30分は換金できません」と……いわゆる「食い逃げ」を許さなかったのである。

 だからモーニングを当てるまではよかったが、実際には「その先」が重要。結局、「設定が悪くて、大負けした!」なんてこともザラだったのである。

 これと似たようなことが、銀行界隈でも行われている。

「現在、キャンペーン期間中で、年利8.2%です!」と……。

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