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黒岩泰株式アナリスト

自民党総裁選には老後資金の命運がかかっている

公開日: 更新日:

 ようやく“石破ねば~る内閣”の終了だ。自民党内から「ヤメロコール」が高まるなか、“ボロボロ”になる形で、ついに石破首相は辞意を固めた。

「これでやっと政策が前に進む!」

 投資家たちは大喜び。そして日経平均株価は、いとも簡単に史上最高値を更新した。

 昨年の「石破ショック」から約1年。非常に長い道のりであった。

 だが、本当の勝負はこれから。次の総裁に誰がなるのか──これによって投資家たちの運命が変わる。

 有力視されているのは、高市氏と小泉ジュニアの2人。高市氏は「積極財政派」であるのに対して、小泉氏は「財政規律派」といわれている。

 株式市場からみれば、もちろん高市氏のほうを好感することになり、小泉氏ならば「増税もあるかもしれん」くらいに警戒している。

 なぜならば彼はいわば「財務省の操り人形」であり、株式市場がもっとも忌み嫌うタイプだからである。

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