アナタのワガママは“社会の迷惑”かも…財布がかさばるのは避けたいけれど
あんぱん、まんじゅう、お茶に梅干し……推定75歳ぐらいの白髪の女性が、コンビニでお会計をしている。
「合計760円です」
女性はさっと5000円札を差し出す。ここまではよかった。しかし、そのあと、財布をいじりながら、まごまごしている。
「え~っと、4000円もらうためには、どうしたらいい?」って……。
「ん~ちょっと待てよ。どういうこと? 瞬間的にわかんねーじゃねぇか!」
そもそもおつりは4240円。普通ならば1000円札4枚と100円玉2枚、そして10円玉4枚だ。それ以外に何かあるのか?
彼女の“不思議ワールド”へと引き込まれ、周囲の人たちは頭ん中が疑問符でいっぱいである。
「すみません、どうでもいいけど、早くしてもらえませんか!」
シニアになると、周囲が見えづらくなってしまう。うしろに並んでいることに気づかず、ただただ自分の財布の中身をシンプルにしようとしている。

















