「シンギュラリティー」で株価は2乗、3乗に?
「また、起きてしまった」
最近どうしても、午前4時に目が覚めてしまう。年をとってくると、体内時計が狂うらしい。
でも、その瞬間、やってはいけない“禁止事項”がある。
それは、「背伸び」である。これをやると100%の確率で足がつる。数分間、布団の上で悶絶することになり、これだけは絶対に避けなければならない。悲しいシニアの「早朝あるある」である。
年を重ねるたびに、体がいうことをきかなくなってくる。でも、ここまで来たんだから、もう少し頑張って生きてみよう。なぜならば、「シンギュラリティー」が近いからだ。
シンギュラリティーとは、人工知能(AI)が人間の知能を上回る「技術的特異点」のこと。これが起こると、技術が“指数関数的”に進歩するといわれている。AIが自己進化を続け、加速度的にそのスピードがアップするのである。
それが起こるとどうなるのか?
すべての分野で予測不可能なことが起こるだろう。たとえば、AI自動車が開発されて交通事故がなくなったり、画期的なエネルギーが開発されることによって、石油や石炭などの化石燃料が不要になったりする。