忘年会での「ポイント疑惑」に中高年は要注意
「おい田中! テキトーに店、取っとけ!」
ひと昔前だったら、こんな命令口調で平然と“上司風”を吹かしたものだ。
もう、12月。今年もやってきた忘年会シーズン。
しかし、今となってはそんな粗暴な言い方はご法度だ。やれパワハラだの何だの言って、訴えられるリスクがある。
シニアにとっては生きづらい世の中になったものだ。
「しょうがない。自分でとるか……」
「忘年会やります。自由参加です」。社員に送った無機質なメール。
そして令和時代には暗黙の3カ条がある。
「強制しない、透明にする、健康に配慮する」である。
「参加しなくても評価に影響なし、会費は4000円、飲めない人はノンアルOK」
ここまで予防線を張らなくてはならないのか……あ~メンドクサ。
会場は会社の近くの居酒屋。もちろん格安チェーンだ。18時から社長だけが待つ。20分経過、そして40分経過……ようやく現れた新人女子2人(ここからが重要。セクハラ発言は、ダメよ~ダメダメ!!)。

















