安心して死ぬために大切なパスワード管理とは
「おまえだけにはパスワードを教えられん!」
いくら夫婦生活が長いといっても、これだけは譲れない。もちろん、理由は……皆さんのご想像の通りである。
そんなもの教えたら、よからぬ写真やメールがバンバン出てくる。まさに“パンドラの箱”が開くかのように──。それこそ今までの“努力”が水の泡だ。
最近は20代でも“終活”を考えている人が多い。大切な人に向けたメッセージ、そしてエンディングノート、そんなものを残しているという。
もし、自分が死んでも、他人には迷惑をかけたくない。そう考えている人が多いのだという。立派な世の中になったものだ。もちろん、シニアも負けてはいられない。
でも、「さすがにスマホのパスワードは……」。
そう思っている人も多いことだろう。その場合は、名刺の裏かなんかにパスワードを記入。その上に修正テープを貼って、財布の中にでも入れておけばいい。そうすれば、万が一、誰かに見られたとしても、いくらでも修正が利く。