クールフライヤー創業者 山田光二氏(1)沼津東高から早稲田に進んだ麻雀好き青年の“揚げ物革命”
一方クールフライヤーは油槽の下部だけを水で冷却し、低温層を作る。またヒーターの配置や温度設定を工夫し、油槽に強い対流を起こして揚げ物から出る水分や揚げかすを、どんどん低温層に落とし込む。
「水分を落とすことは、油はねや、加水分解による油の劣化も防ぎます」
低温層を作る工夫は一般的なフライヤーもしているが、クールフライヤーはそれを進化させたものと言える。
画期的なフライヤーを開発した山田氏は1950年、静岡県沼津市に生まれた。父親は市内で写真館を経営していた。
「子どもの頃はビー玉が好きで、遊びに勝って集めたものが、りんご箱1杯半ありました」
地元の公立小、中を経て、進学校の県立沼津東高校に進んだが、勉強はほとんどしなかったと山田氏は振り返る。
「若人の家という学校の野外活動施設が海のそばにあり、生徒が自主運営する委員会に所属しました」
夏休みは若人の家に泊まり込み、昼は海遊び、夜は宴会に興じたという。


















