高市首相「脱リフレ宣言」は不発に…虚しく響いた所信表明演説の「市場」ラブコール5連発
「高市内閣は正攻法で、市場の政府に対する信頼を高めてまいります」──。何回、こんなフレーズを高市首相の口から聞いただろう。高市首相は5日の所信表明演説で、金融マーケットへのメッセージとして「市場」を5回も連発。市場の信認を得られていない自覚はあるようだが、単なる「言葉遊び」で信頼を高められると思ったら大間違いだ。
高市首相は、インフレを目指すリフレ派にみなされまいと必死だ。片山さつき財務相と城内実経財相の2人が最近になって「高市首相はリフレ派ではない」と積極的に発信し始めただけでなく、高市首相のブレーンである“知恵袋のワカちゃん”もリフレ払拭を口にし始めた。
内閣府が5日公表した経済財政諮問会議(9月30日開催)の議事要旨によれば、民間議員で前日銀副総裁の若田部昌澄・早大教授が、次のように発言したという。
「最近、リフレ政策が話題になっているが、そもそもリフレ政策とはデフレの状態をマイルドなインフレの状態に戻すことを意味するので、デフレではない状況になりつつある現状でリフレ政策が終焉を迎えているというのは当然のこと」


















