中間選挙へなりふり構わぬトランプ大統領 今度は高齢者に1万4000円バラマキという異常な焦り
11月3日の投開票まであと1カ月と迫る中間選挙に向け、トランプ大統領のなりふり構わぬバラマキが加速している。
「中間選挙で共和党が勝ったら成人1人5000ドル(約78万円)のトランプ配当」と9月にブチ上げたのには「票を買収するのか」と批判が噴出した。ただ、実施は選挙後という“選挙公約”だったが、今度は投票直前の現金支給であり、これぞ露骨すぎる選挙買収だ。
トランプ氏が2日に表明したのは、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」に加入する米国民2000万人超に対し、1人当たり90ドル(約1万4000円)を一時金として支給し、保険料負担を軽減するというもの。ホワイトハウスによれば、対象の高齢者には10月上旬に銀行口座へ振り込むか小切手を送付する。10月上旬だから、一両日中にも、ということだ。
これとは別に「オバマケア(医療保険制度改革法)」の還付金として米国民100万人に500ドル(約7万8000円)給付する計画もあるという。
中間選挙を前にトランプ氏の支持率は30%台に下落したと伝えられる。もっとも、共和党支持者に限れば、依然、70~80%の驚異的な支持を維持している。これから1カ月は、トランプ氏が自ら先頭に立って全米各地を回り、選挙集会を続ける予定。集会での決まり文句は、「私が投票用紙に載っていると思って投票に行ってくれ」だ。


















