中間選挙へなりふり構わぬトランプ大統領 今度は高齢者に1万4000円バラマキという異常な焦り
一方で、トランプ氏が出過ぎるのは逆効果との見方もある。トランプ氏に対しては物価高や対イラン軍事作戦への批判が強く、無党派層の取り込みも意識する激戦区の共和党候補者には深刻。最近も、南部テキサス州の上院候補が、テキサスで共和党大会を開いたことで「支持率が下がった」と不満を漏らしていたことが明らかになった。
次から次へとバラマキ策を連発するトランプ氏。ちょっと焦り具合が異常じゃないのか。
上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)はこう言う。
■共和党支持者を投票に行かせるアノ手コノ手
「中間選挙は大統領選に比べ投票率が10ポイントほど下がる。これは、大統領が出馬していないので、大統領の応援団が投票に行かなくなるからです。そこで、投票へ行く動機づけになるような『トランプ大統領が頑張っている』という“刺激策”を次々と打ち出しているのが現状です。メディケア加入者を対象としたのは、議会を迂回して支給するのにやりやすい、共和党支持層の票になる、とトランプ周辺が考え出したのでしょう。ひどいやり方ですが、常に“禁じ手”を繰り出す政権ですからね。共和党支持者を投票に行かせるためのアノ手コノ手です」


















