興収50億円を突破した映画「ハイキュー!!」を昭和世代こそ見るべき理由

公開日: 更新日:

 アニメ映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が先月16日の公開以来、興収70億円を突破。早くも「THE FIRST SLAM DUNK」超えも囁かれている。

 原作はバレーボールを題材にした青春マンガで、2011年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)などで連載。コミックはシリーズ累計6000万部を超える人気漫画だ。連載が始まると小中高のバレー部人口が急増、バレーを“沼化”させた作品としても有名である。

 今回の映画では、全国大会(春高バレー)の烏野高校対音駒高校の1試合を描いている。物語は、烏野の小柄なアタッカーで主人公の日向翔陽と、ライバル校、音駒のセッター・孤爪研磨の人間模様を柱に展開するが、チーム一丸となって敵を倒す、昭和のスポ根ものと様子が異なる。ライバル孤爪研磨は、バレー以外はゲーム好きのインドア派の脱力キャラ。それが試合が進むにつれ、徐々に覚醒してゆくなど、試合への臨み方にも多様性が見られる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…