「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」興行収入65億円を突破! 人気の秘密は期待を裏切らない“安心感”

公開日: 更新日:

 全世界での累計興行収入1500億円を突破して話題の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。日本でもGW期間中2週連続1位で、467万人を動員、興行収入65億円を突破(7日時点)と好調だ。アメリカ製作ながら、マリオの生みの親・宮本茂氏が日本版にもこだわりをもって製作したというので、吹き替え版を選択し、遅ればせながら、週末の新宿でリサーチしてきた。

 字幕・吹き替え版の両方で1時間ごとに上映しているのにもかかわらず、午後帯はほぼ満席。体感型の4DXシアターが先に埋まっているのは、ゲームならではだろう。

 吹き替え版なのでファミリー層が多いかと思いきやカップルや男友達と連れ立って来る10代から20代がメイン、おひとりさまの20代男子も多かった。スクリーンでは3Dアニメ化されたマリオがピーチ姫と共に強敵クッパを倒す。土管でワープ、ハテナブロックにジャンプするとキノコがゲットできたり、キノコを食べると“スーパーマリオ”に変身するなど、新たな登場人物、新たなルールが追加することなく、ゲーム通り。BGMもゲーム音楽で耳馴染みがある。挿入歌に80年代にはやったa-haの「テイク・オン・ミー」を選曲するあたりもマリオが誕生した時代に合わせており、親世代には懐かしいところである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」