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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

台湾で公開された「青春18×2」は、日本の実写映画としては異例の好スタートを切った

公開日: 更新日:

 台湾でも韓国エンタメは根強い人気がある。動画配信コンテンツの調査会社FLIXパトロールで台湾の視聴ランキングを見ると、上位にランクインしている作品は韓国ドラマが多い。

 もちろん日本のエンタメ作品も人気だ。韓国のランキングに入る日本のエンタメ作品はアニメばかりだが、台湾では実写版も見られている。

 去年は台湾でネットフリックスオリジナルの日本ドラマ「First Love 初恋」が好評だった。宇多田ヒカルの「First Love」の世界観を描いたラブストーリーで、佐藤健満島ひかりがダブル主演を務めている。最近になって、韓国の人気俳優パク・ソジュンがSNSでドラマを絶賛し、注目を集めた。

 台湾エンタメ業界で多くの作品に携わる木藤奈保子氏は、意外な「First Love」現象についてこう話す。

「台湾では劇中に登場したナポリタンも話題になりました。日本旅行でナポリタンを食べたいという旅行者がとても多かったようです」

 実際、台湾で日本の洋食文化が浸透する様子を日本の情報誌でも特集している。

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