出版HOT NEWS
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光村図書 教科書クロニクル 「母の思い出」「道程」国語の題材覚えてる?
教科書を発行する光村図書出版が7月7日に、小学1年生から中学3年生までの国語の教科書に収録されている作品を検索できるWebサイト「教科書クロニクル」を公開し、記憶がよみがえると話題になっている。 …
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フランツ・カフカ ショートストーリーコンテスト開催 6000字で、東京─欧州往復1週間の旅!
字数制限6000字という気軽さにもかかわらず、豪華賞品を獲得できるかもしれない公募文学賞「フランツ・カフカ ショートストーリーコンテスト」が開催されている。 最優秀者1人に贈呈される副賞はな…
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MORE WEB「やさしい日本語」導入
ファッション雑誌「MORE」編集部が運営するWEBマガジン「MORE WEB」が、一部コンテンツを「やさしい日本語」に置き換えて配信しており、話題だ。若い女性向けのトレンドメディアが、日本語が母語で…
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大友克洋、浦沢直樹にも影響!「バンド・デシネと世界のマンガを知る」開催
7月1日にオンラインイベント「バンド・デシネと世界のマンガを知る」が開催される。バンド・デシネとはフランス語圏のマンガのこと。年間20点ほどの邦訳が出され、日本のコアなマンガファンを魅了している。 …
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実力者揃い踏み 芥川賞・直木賞候補作発表
日本文学振興会は16日、第169回芥川・直木賞の候補作を発表した。両賞を合わせて10人中、7人が候補入りを経験しており、実力者が揃う顔ぶれとなった。 芥川賞は、デビュー作「我が友、スミス」が…
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AIグラビアがKindleランキングを独占
集英社は6月7日、画像生成AIによって生み出されたグラビアアイドル「さつきあい」のデジタル写真集の発売中止を発表した。 「さつきあい」は、妹キャラのタヌキ顔美少女として週刊プレイボーイの企画で…
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上半期ベストセラー発表 ランキングにアフターコロナの兆し
日本出版販売が上半期のベストセラーを1日に発表し、村上春樹著「街とその不確かな壁」が1位となった。 同氏の作品が上半期ベストセラーになったのは、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」以…
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本とお酒と交流が楽しめる「本の長屋」
6月1日、東京・高円寺に、築100年の長屋を改装して「本の長屋」がオープンした。本とともにお酒やイベントを楽しめ、読書家たちの夢の隠れ家となっている。 店主は、同長屋内で、文学作品にちなんだ…
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音楽と文学の融合 ヨルシカコラボで10、20代に海外文学ブーム
ロックバンド「ヨルシカ」と新潮文庫とのコラボによって、若者たちが海外文学を手に取っている。 ヨルシカは、「音楽と文学を融合」させ人気の、男女2人組のバンド。過去には、種田山頭火や正岡子規らの…
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文学フリマ東京が21日開催!又吉直樹、高瀬隼子らデビューのきっかけに
文学作品展示即売会の「文学フリマ東京」が21日に開催される。小説や詩、さらにはTシャツやDVDなど、「自らが『文学』と信じるもの」を作り手が販売。文学の“今”を入場無料で気軽に味わうことができる。 …
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レファレンス知識がビジネスマンに大ウケ
小林昌樹著「調べる技術」(皓星社 2200円)が、7回の増刷を経て累計3万部を突破し、話題になっている。 よく調べ物をする人に向けて、元国立国会図書館司書である著者が技術を明かした本書だが、…
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一風変わったコンセプトの書店「透明書店」AI副店長が本をおすすめ「気分転換になる一冊」を相談してみると…
先週21日、東京・蔵前に一風変わったコンセプトの書店「透明書店」がオープンした。約22坪で大きくはないが、「最近読書できていない人が面白がれる本」をテーマに選ばれた個性豊かな蔵書、3000冊がずらり…
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えっ、深夜でも本が買える!?24時間営業の山下書店
山下書店世田谷店が3月20日から夜間無人営業の実証実験を開始し、話題だ。昼は店員がいるが、夜間(19時~翌10時)は無人の24時間営業によって読者の利便性を高める。 本紙記者も17日に店舗を…
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風俗ガイド本の蔵書から運営支出不正まで… 指定管理者が引き起こす諸問題
(先週のつづき) 民間企業に運営を委託する指定管理者制度を導入したことで、「本の森ちゅうおう」(東京都中央区)では司書職が雇い止めになり、貴重な資料も処分されてしまった。 制度はほかに…
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なぜ?昨年オープンし話題の京橋図書館「本の森ちゅうおう」に区民からの抗議殺到
京橋図書館に郷土資料館やカフェを併設して、昨年オープンし話題の「本の森ちゅうおう」(東京都中央区)に区民からの抗議が殺到している。 住民でつくる「中央区立図書館のありかたを考える会」は3月2…
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本屋での盗撮にご注意
岡山大学病院に勤務する30代男性看護師が盗撮したとして、3月14日に懲戒免職処分となった。犯行場所となったのはなんと、岡山市内の書店だ。 警察庁の統計によると、2021年の盗撮の検挙数は50…
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八重洲ブックセンター本店 44年の歴史に幕
100万冊以上の在庫量を誇る日本最大級の書店「八重洲ブックセンター本店」が3月31日をもって44年の歴史にいったん幕を閉じる。 八重洲周辺の再開発計画に伴って現在の本店は営業を終了するが、2…
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本のタイトルはニュートレンドは「シン・○○」
「シン・日本共産党宣言」や「シン・中国人」のように「シン・」を冠したタイトルの本が次々に出版されている。「シン・」という表現は、映画監督の庵野秀明が2016年に「シン・ゴジラ」で用い、「シン・エヴァン…
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多様化する書店の生存戦略
紀伊国屋書店が「バーチャル新宿本店」を2月15日に出店し、話題を呼んでいる。 実店舗の2階フロアが360度再現されたバーチャル空間をウェブ上で訪れることが可能。ブックフェアや特集などのイベン…
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直木賞をめぐる喜怒哀楽
第168回芥川賞・直木賞の贈呈式が2月22日、都内で行われた。受賞者のあいさつで会場は温かい雰囲気に包まれた。 印象的だったのは、直木賞を受賞した千早茜氏のスピーチだ。同氏は、直木賞選考委員…