大友克洋、浦沢直樹にも影響!「バンド・デシネと世界のマンガを知る」開催

公開日: 更新日:

 7月1日にオンラインイベント「バンド・デシネと世界のマンガを知る」が開催される。バンド・デシネとはフランス語圏のマンガのこと。年間20点ほどの邦訳が出され、日本のコアなマンガファンを魅了している。

「バンド・デシネ翻訳家の原正人さんと、ユーロマンガ合同会社代表のフレデリック・トゥルモンドさんによる、注目作の紹介が見どころです。ほかにも台湾やチェコの作品も紹介するので、どんな人にも刺さる作品がきっとあると思います」(主催者)

 近年、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などの日本マンガが世界中で読まれるようになった一方で、海外マンガの邦訳を読む層がじわじわと拡大している。

 特に、絵に対するこだわりが強く、フランス語圏で“9番目の芸術”と呼ばれるバンド・デシネは日本でも支持が厚い。大友克洋や谷口ジロー、江口寿史、浦沢直樹らが影響を受けたことを公言しており、日本マンガを語るうえでも欠かせない存在となっている。

 チケットは2000円。当日10時までPeatixのイベントページで購入可能。

【連載】出版HOT NEWS

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」