テレビが10倍面白くなるコラム
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ドラマ話題作が全滅で…「ラッキー!」な女優たちが急浮上
意地悪な言い方になるが、春ドラマが次々と放送延期や休止となって、実は「ラッキー!」な俳優もいるのではないか。たとえば黒島結菜。NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や連続テレビ小説「ス…
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撮影中止続く「エール」と「麒麟がくる」ストック何話分?
新型コロナウイルスによる収録延期で、ゴールデン・プライム帯の民放ドラマは、テレビ朝日系の「特捜9」「警視庁・捜査一課長」など定番シリーズぐらいになってしまった。 「シリーズものは細かく打ち合わ…
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テレ朝集団感染発生も…報道番組「3密」は変えようがない
「MC(司会)やコメンテーターをいくら離して座らせたり、リモート出演にしても、テレビ局のクラスターは防ぎきれませんよ」 情報番組のディレクターはため息をついた。テレビ朝日で「報道ステーション」…
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リモート出演で緊張感増す コロナがワイドショーを変えた
テレビ朝日系「報道ステーション」の富川悠太キャスターは、新型コロナウイルスに感染して体調がすぐれないにもかかわらず、1週間も出演しつづけて批判されている。逆に、英断だと好評なのが、同じテレ朝社員の「…
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コロナ禍でTVは再放送ばかり…制作陣むしろヘトヘトのワケ
新型コロナウイルスの感染拡大で、春ドラマは次々と開始を繰り下げ。さらにスポーツイベントは中止や延期、バラエティーも収録見合わせで、テレビ番組はいよいよ再放送ばかりになった。それも仕方がない。番組の制…
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五輪延期で目算狂う NHK朝ドラ「エール」は多難なスタート
誰もが知っているあの曲、この曲が次々に歌われたり演奏され、人気は間違いなしといわれるNHK連続テレビ小説「エール」(総合あさ8時)だが、新型コロナウイルス騒動でケチがつきっぱなしである。 ド…
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ヒット映画「Fukushima50」よりも秀逸で見直されたNスペ
東京電力福島第1原発の事故を描いた映画「Fukushima50」は、新型コロナ騒動で映画館から足が遠のいているなかでヒット中だ。 津波や水素爆発などのCG映像はダイナミックだし、人間ドラマも…
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大相撲は無観客では成り立たない…プロ野球との決定的違い
新型コロナウイルス騒動で、スポーツ競技は、開催されても、軒並み無観客になっている。で、テレビを見ていて、それほど違和感がないのは野球だ。プロ野球でもかつてパ・リーグは、いつもスタンドはガラガラだった…
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佳境の「スカーレット」スピンオフ週から消えない違和感
NHK連続テレビ小説「スカーレット」(総合あさ8時)は残り2週間、物語はクライマックスだ。これまではヒロイン川原喜美子(戸田恵梨香)の陶芸家としての波瀾万丈が描かれていたが、ここへきて息子・武志(伊…
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新型コロナウイルスに旅番組や散歩番組スタッフが戦々恐々
ある旅番組のディレクターは、プロデューサー(P)から「インフルエンザならいいが、新型コロナウイルスにだけは感染するな」と厳命されていると話す。旅番組や散歩番組のスタッフから感染者が出たら、その後の放…
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NHK看板アナ朝夜チェンジ 狙いは“わくまゆ”のスマホ視聴
NHKのアナウンサー大幅入れ替えは、4月からの地上波のネット同時配信を視野に入れたシフトなのだろう。とりわけ、和久田麻由子(「おはよう日本」)と桑子真帆(「ニュースウオッチ9」)の朝夜チェンジという…
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時代考証から見るとNHK大河「麒麟がくる」は十分楽しめる
本紙「あれもこれも言わせて」欄で桧山珠美さんが、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合日曜夜8時)に、火事場で母親が娘に「お母さんよ、お母さんよ」と呼びかけるシーンがあって、「時代劇なら『母ですよ』が…
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ドラマのエンディングダンスがブームに 制作側にも狙いが
日本テレビ系ドラマ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」(土曜夜10時)のエンディングのダンスが、ちょっとしたブームになりそうだ。シリアスなラストシーンからガラリ画面が変わり、脳神経外科の医師や看護…
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大人が楽しむ子ども番組「博士ちゃん」が視聴率を稼ぐコツ
番組のホームページには「大人顔負けの」とある。興味を持ったらとことん調べ、研究・体験も重ねて、その博識、マニアックぶりがスゴすぎる子どもたちが登場する「博士ちゃん」(テレビ朝日系土曜夜6時56分)が…
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医療ドラマはリアルが“生命線” 舞台の病院はココだ
この冬のゴールデン・プライム帯のドラマは、医者・医療ものが6本も並んだ。舞台となる病院はいずれも広々としていて、開放感があり、明るく清潔だ。あんな病室や診察室で治療を受けたいが、ロケに使われているの…
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日曜朝にTBS「サンモニ」が醸す安心感 人気継続2つの理由
日曜日の朝、テレビを見ているのは、学校が休みの子ども、朝食を用意しなければならないママ、どうしても早く目が覚めてしまう中高年のオトーサンである。若者は昼ごろまで寝ている。そして番組は、それぞれに向け…
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19日スタート NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が背負う重荷
19日から始まるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合午後8時)は大変である。なにしろ、背負わされているものが多い。 まず、去年の「いだてん~東京オリムピック噺~」で8・2%まで落ちた平均視聴…
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NHKで明らかに テレ朝「ポツンと一軒家」がウケる理由
正月三が日のNHK「新春TV放談」は、各放送局のアナウンサーやプロデューサーが垣根を越えてテレビについて語り合うトークバラエティーで、毎年の注目は「人気番組ランキング」だ。視聴率ではなく、10~70…
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連ドラ1クールで1000万円も 脚本家ギャラには泣きどころが
この冬のゴールデン・プライムタイムの連続ドラマは、医者ものと刑事・探偵ものがそれぞれ6本で計12本も並び、小説やコミックの原作ものも7本と多い。 「近ごろは重厚な長編より1話完結のスタイルが人…
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紅白の視聴率一人勝ち時代は終了 大晦日特番は個人を狙う
かつては、民放の大晦日の特番は、NHK紅白歌合戦に対して最初から「捨て試合」と諦めているようなところがあったが、最近は様子が違ってきた。紅白の向こうを張るのではなく、もともと紅白を見るつもりのない視…