負け組ワイドショーの勘違い…橋下徹や田村淳が救世主?

公開日: 更新日:

 連日、新型コロナウイルス一色で絶好調だったワイドショー勝ち組の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)や「news every.」(日本テレビ系)も、ここにきてさすがに息切れしてきたが、この波に乗り損ねた負け組はいよいよ厳しい。朝ワイドの最下位、TBS系「グッとラック!」は、もう後がないと今週から大幅リニューアルしたものの、浮上は厳しそうだ。

 番組のウリは、メインキャスター立川志らくの忖度のない口上ということなのだが、コロナ対策で政府を厳しく批判するライバル番組に比べると、後手後手で、辛口でも毒舌でもなく、説教くさいことばかりをしゃべっている。

 もともと志らくは女性の好感度は低く、なぜMCに起用するのか、TBS内部でも異論は多かった。案の定、1年経っても、世帯視聴率は2~3%前後と墜落寸前の超低空飛行のままだ。

「この志らくの不人気をカバーするために、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)がメインコメンテーターで起用されたのですが、淳も女性の好感度は低い。ツイッターのフォロワー数300万以上といっても、ワイドショーの視聴層ではありません。さらに、月曜コメンテーターの元大阪府知事の橋下徹は物言いが乱暴で、これまた女性は嫌いなタイプ。嫌われ3人組でいよいよ視聴者は離れていくでしょうね」(ネットのワイドショーウオッチャー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する