「麒麟がくる」再開 おっさん武将八面六臂の活躍を楽しむ

公開日: 更新日:

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合日曜午後8時)が30日、2カ月半ぶりに再開というわけで、はて、話はどこまで進んでいたんだっけ?

 そうそう、織田信長(染谷将太)が桶狭間で、今川義元(片岡愛之助)を討ったところまでだ。すでに、全44話の半分まできているのだが、歴史マニアに言わせると、「ようやく本物の明智光秀のドラマが始まる」のだそうだ。どういうことか。

 光秀は生まれた年も青年・壮年期にどこで何をしていたのかもはっきりせず、「麒麟がくる」のこれまでの光秀(長谷川博己)は、すべて池端俊策ら脚本家の創作という。

「光秀が史実に登場するのは、信長に担がれて室町幕府15代将軍となる足利義昭が上洛するとき(ドラマでは9、10月に放送)、足軽衆に『明智』という名前があって、それが最初です。つまり、はっきりしているのは、光秀は義昭の末端の家来だったということだけで、そのときもう41歳(推定)になっていました。再開後の大河ドラマの楽しみ方は、信長よりも年が6つも上で、遅咲きおっさん武将の八面六臂の活躍ということになります」(歴史マニア)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗