菅政権に代わって…この3人の“立ち位置”の変化がわかる?

公開日: 更新日:

 首相が安倍晋三氏から菅義偉氏に代わって、ワイドショーのコメンテーターたちの立ち位置も微妙に変わった。なかでも、安倍べったりで、寿司屋で接待されて“スシロー”なんてからかわれていた政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、菅政権でもヨイショを続けるのだろうか。

「田崎さんは安倍より菅のほうがさらに親しいし、付き合いも長いですからね。今度はスシローでなく、スガローです」(政界情報通)

 田崎氏は時事通信の政治部記者時代は、竹下派七奉行のひとり、小沢一郎氏と毎日酒を飲むほど親しかったが、次第に遠ざけられ、やはり七奉行のひとりで、小沢氏と「一六戦争」と言われるほど激しく対立した梶山静六氏に接近した。その時、梶山氏を担いでいた若手のひとりが菅首相である。田崎氏は「初当選以来の22年の付き合い」と語っている。

 これからはいよいよ菅応援団を演じるのだろうが、ヨイショの屁理屈をどうひねり出すか、見ものである。まあ、あそこまでいけば一種の芸で、本人も茶坊主と揶揄されるのを承知でやっているのだから、彼の持ちネタと思って面白がればいいのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった