インフレ下のニッポン財政(3)お金に関する情報やニュースには誤りが多いと元官僚の直言!
「お金のニュースは嘘ばかり」髙橋洋一著
インフレが激しい、税金が高いと生活を取り巻くおカネは悩ましいことばかり。果たしてニッポン財政はどうなるのか。
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「お金のニュースは嘘ばかり」髙橋洋一著
急激なインフレ下で若者から高齢者までが血マナコになっている。だが、お金に関する情報やニュースには誤りが多いと直言するのは大蔵省理財局や内閣参事官などを務めたエコノミスト。たとえば政府が検討したプラチナ(高齢者向け)NISA。結局見送りとなったが、素案では国内外の株式のほか外債はあるのに日本国債がない。株より国債がリスクは低いのに、だ。実は財務省は債務残高の対GDP比は世界最悪の水準と主張するが、それは負債だけ見て資産を意図的に外しているから。要は資産を隠して増税のための印象操作を国民に仕掛けているというわけだ。
他方で高市内閣が懐疑論を押し切って断行するという飲食料品消費税減税には大賛成。著書は「恒久ゼロ%」すら可能だという。なぜか。消費税維持論者は社会保障費の財源が足りないというが、年金・医療・介護の社会保障は税でなく保険方式で行う制度。保険料は実質税金と同じなのだから、目的税でもない消費税を財源にというロジックがおかしいのだとの主張だ。じっくり読んで著者の主張の是非を確かめたい。 (PHP研究所 1100円)


















