受験
-
女子大の熾烈な生き残り戦略…恵泉女学園大は戦略的撤退、武蔵野大は共学化、お茶女と京都女子には新学部
東京都多摩市にある恵泉女学園大学は3月22日に2024年度以降の学生募集を停止すると発表した。「入学者の定員割れが続き、大学部門の金融資産を確保・維持することが厳しくなった」と説明。18歳人口の減少や共学志向の高まりなど、女子大が置...
-
開成の国公立医学部合格者が大幅減少した納得の理由…今年は東大理Ⅲにわずか「3人」
「開成は医学部に強いというイメージがあり、医者の子弟も多かったが、最近は昔ほどではない」と話すのは開成OBの千葉大医学部の教授。同学部の教授の半数近くが開成出身者で占められていた時代もあったという。 東大合格者数と並んで進学校...
-
最新大学ランキングで国際基督教大が私立トップに 公立の国際教養大と会津大も健闘の理由
3月23日にTHE(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)が、「THE 日本大学ランキング──旧名・世界大学ランキング日本版」を発表した。日本の受験生にとって偏差値に偏らない大学選びに具体的に役に立ちそうだ。 ランキング評価...
-
東大入試に異変…駒場東邦が理Ⅲ合格者数で開成と麻布を上回る 女子の割合も過去最高に
今年の開成の東大合格者は146人(速報値、以下同)。昨年から47人も減らしたものの、定位置は守った。これで42年連続でトップを快走していることになる。麻布は昨年の64人(9位)から少し持ち直し78人。毎年判明が遅れる筑波大学付属駒場...
-
井川意高大王製紙元会長が「開成」を外して「筑駒」「麻布」を受験した納得の理由
「日銀総裁候補の植田和男さんが在学していた頃が筑駒の一番良かった時代だと聞いている」と話すのは大王製紙元会長の井川意高氏(58)。1977年、筑波大学付属駒場中学(筑駒)に入学した。当時の校名は東京教育大学付属駒場。翌年から現在の校名...
-
卒業生へのアンケートで浮かび上がった「学び続ける力」を養う家庭の条件
はじめまして、佐藤智です。私は、教育ライターとして、これまで「教育関係者と保護者との橋渡し役を担いたい」と考えてきました。 今回、SAPIX(サピックス)小学部という中学受験進学塾を取材する機会に恵まれ、「10万人以上を指導...
-
この春始動する10兆円「大学ファンド」の裏に政府の焦り 大学ランキングにこだわる切実事情
政府は、この春に世界トップレベルの研究力を目指す大学を支援する「大学ファンド」の募集をスタートさせる。10兆円規模の公的資金を原資に年間3000億円の運用益を出し、その資金を活用して選定した大学(「国際卓越研究大学」=仮称)に支援す...
-
開成が東大合格者数トップを死守できるのは高校受験組「新高生」のおかげ?
「開成が東大入試でトップを走り続けているのは高校からも生徒を採っていることが大きい」と話すのは同校の元教師だ。2月1日の中学(定員300人)に続き、高校(定員100人)の入試が10日に行われた。555人が受験し、合格者は189人、倍率...
-
“就職力ナンバー1”一橋大学が新設した「ソーシャル・データサイエンス学部」とは?
大学の就職力ナンバー1といえば、東大や早慶でなく、一橋大学というのは今や常識。大学通信の有名企業400社業種別実就職率(就職者数/大学院進学者を除く卒業者)によると、一橋大学が商社や金融、サービス、マスコミの各業界でトップ。戦前の東...