著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

秋篠宮家が学習院に見切りをつけることを決定づけた数学教師の性加害事件

公開日: 更新日:

愛子さまが卒業すると学習院には皇族が一人もいなくなる。このまま、皇室と縁が切れてしまうかもしれない」と嘆くのは学習院大教授。この20日に卒業式を迎える愛子さまは来月1日から日本赤十字社に勤務することが決まっている。

 学習院はもともと皇族のために創設された学校だが、もはやそのイメージはなくなっている。「秋篠宮家の選択がこれまでの慣習を壊した」と恨めしそうに語る同教授。転機は09年だったと振り返る。

 11月初め、学習院女子高3年の長女・眞子さんが国際基督教大(ICU)のAO入試(総合型選抜)に合格。同大に皇族が入学するのは初。ここで現夫の小室圭氏と出会った。

「オープンキャンパスに参加するなど眞子さん自身が希望して進路を決めた。秋篠宮さまや紀子さまが主導したわけではありませんが、学習院にこだわる必要はないというお二人のスタンスが明らかになった」(宮内庁OB)

 秋篠宮家の脱学習院が鮮明になるのはその1カ月後である。長男・悠仁さまが来春からお茶の水女子大付属幼稚園に入園するとの発表があったのだ。眞子さんと違い、悠仁さまはまだ3歳。もちろん、両親が決めたのである。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  2. 2

    愛知県犬山市にある「もうひとつの万博」に行ってみた “本家”と違いストレスフリー&コスパよし

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(16)小熊を屋内で放し飼い「筋肉、臭い、迫力、存在感がぜんぜん違った」

  2. 7

    長嶋茂雄と連れ立って石原裕次郎さんのお家で朝まで豪遊した顛末 試合は雨天中止と思ったのに…

  3. 8

    僕は宝塚シニアの3年時、全国大会初出場でPL学園からスカウトされた。後に阪神同期入団する二塁手は…

  4. 9

    長嶋茂雄さんは当然のように電車改札を「顔パス」しようとして、駅員に捕まった

  5. 10

    “中居正広寄り”の古市憲寿氏と視聴者のズレはどこで生まれた? フジ日枝批判での存在感は早くも過去のものに