海外目指す女子プロの新トレンドは…公式戦Vから米ツアー移籍、そして「寿引退」

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 今季の国内女子ツアーは桑木志帆(21)の完全優勝で幕を閉じた。桑木はこの勝利でツアー通算3勝目。初の公式戦制覇で3年間の複数年シード権を手にした。

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 複数年シードは2019年に規定が変わり、獲得翌年からの10年間のうちに開始年度を選手が選択できるようになった。今季、米女子ツアーで戦った日本勢9人のうち、国内の複数年シードを持っていないのは西郷真央(23)と笹生優花(23)だけ。同ツアー挑戦を視野に入れている選手にとって複数年シードは、米国で通用しない場合や何らかの理由で撤退する際の「保険」になる。TOTOジャパンの優勝で来季の出場権を獲得した竹田麗央(21)や12月に同ツアー予選会を受ける原英莉花(25)と山下美夢有(23)も保有している。「山下らと米ツアーの予選会に臨む岩井明愛(22)・千怜(22)の姉妹は複数年シードは持っていません。早いうちに最高峰のツアーで戦いたかったのでしょう」とあるツアー関係者がこう続ける。

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