バレーボール
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横田忠義さん75歳で死去 ミュンヘン五輪バレー金メダル獲得の立役者
バレーボールの元男子日本代表で、1972年のミュンヘン五輪で金メダル獲得に貢献した横田忠義さんが5月9日夜、病気のため北海道旭川市内で亡くなっていたことが16日分かった。75歳。 横田さんは、香川県三豊市出身。県立多度津工業...
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春高バレー就実の悲嘆とドタバタ…コロナ欠場後のPCR検査は陰性、それでも“救済”されず
「……しんどいです」と、声を振り絞ったのは就実高(岡山)の佐原教頭だ。 現在開催中の春高バレーは、大会前に全出場校と関係者に対し、新型コロナウイルスの抗原検査を実施。「1人でも陽性反応が出たら欠場」という厳しい条件が設けられて...
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春高バレーでコロナ欠場続出、女子3連覇狙う就実も 全員検査&1人感染“即アウト”で非難囂々
強豪校が戦わずして散った。 4日に幕が明けた春高バレー。3連覇を狙う女子・就実高(岡山)、10大会連続出場の女子・富士見高(静岡)はチーム内からコロナ陽性者が出たことにより、欠場となった。大会運営側は出場全チーム、運営スタッ...
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スポーツ界で相次ぐ不祥事で加速する「公益法人化」の落とし穴が…識者が指摘
補助金着服にレジャー合宿。スポーツ界での不祥事が相次いでいる。 先月末には大阪バレーボール協会の会計担当者による約2600万円の着服が発覚。その直後にはフェンシングエペ日本代表が東京五輪前の昨年6月に沖縄で「観光合宿」を行っ...
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ビンボー団体が羨む…バレーボール協会2579万円着服問題の“諸悪の根源”
「金額の大きさにびっくりした」 大阪府バレーボール協会(OVA)の会計担当理事が積立金など2579万円を着服していた問題。28日に会見に出席した日本バレーボール協会(JVA)の川合俊一会長がこうコボした。 OVAによれ...
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汚職問題に揺れたバレー協会は川合俊一氏 タレントOBが連盟トップに次々就任するお寒い現実
日本バレーボール協会が元五輪代表のタレント・川合俊一氏(59)を新会長とする人事を発表した。同協会は嶋岡健治前会長が診断書偽造問題で解任されたばかりだが、信頼回復を託されたのは「タレントOB」だった。 バレー協会は近年、知名...
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日本バレーボール協会が嶋岡健治会長をクビに 無能トップお払い箱で期待される健全化
いいキッカケだったかもしれない。 日本バレーボール協会が13日、嶋岡健治会長(72)を解職した。2019年12月、ビーチバレー男子ワールドツアー(20年1月開催)に参加予定のペアがキャンセルを申し出たが、協会が期限内の申請を...
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<6>世界バレー男女ベスト8の8割以上をオニツカで占めた
小島孝治監督のベッドの下で目が覚めた。 「監督、昨夜少しお話しした件でお願いがあります。この大会には世界中の選手が集まります。せっかくですから、うちのシューズを配りたいのです。この荷物です。ライバルチームに渡ることになりますが...
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<5>世界バレーの会場に向かう前、ユニバーシアードの学生たちにシューズを提供した
1970年9月のバレーボール世界選手権(ブルガリア・ソフィア)に同行することになった。32歳にして初の海外出張だった。世界バレーの直前(8月下旬)、イタリア・トリノで「大学生の五輪」といわれるユニバーシアードが行われる。この年は60...
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<4>「東洋の魔女」を口説くため、仕事が終わるとニチボー貝塚へ日参した
前回の東京五輪で国民を沸かせたのは、女子バレーボールの「東洋の魔女」たちだ。注目のソ連(現ロシア)との決勝戦は、視聴率(NHK)が66.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)を記録。一時は85%までいったという。 「東洋の魔...
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韓国女子バレー代表のいじめは事実も…怖いのはデマの流布
コロナ以上の注目度だという。 韓国では、女子バレーボール界の美人姉妹が、中学時代のイジメをネット上で告発され、代表チームから無期限の追放処分を受けたことが大問題になっている。 24歳の双子選手は、韓国代表として東京五...
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女子バレー曽我啓菜の武器は雪山で鍛えた強靭な下半身
「ドラマや映画で見てはいても、やっぱり人の多さに驚きましたね。最初は人混みがストレスでした」 2019年春に大阪府の金蘭会高を卒業し、神奈川県に本拠地を置くNECレッドロケッツに入部したアウトサイドヒッターの曽我は、上京当初を...
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セクハラ報道に株で逮捕…地に落ちた「3冠監督」のその後
1976年のモントリオールオリンピック。日本女子バレーボールチームは、決していい状態ではなかった。緊張する松田紀子は、消化不良を起こして食事はおかゆ。ソ連との決勝戦直前には、岡本真理子はトイレでパンツの紐がほどけずに焦り叫び、前田悦...
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河西昌枝は顔面蒼白…長嶋の婚約で周囲は身投げを心配した
「河西さん、海に飛び込むかもしれん!」 「そうや、つかまえておかなあかんわ!」 1964年東京オリンピックが終了して1カ月後の11月末。金メダルを獲得した東洋の魔女は、中国や香港に遠征し、船での帰途のときだった。 ...
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父の他界で傷心…河西昌枝を救ったのは長嶋のサインだった
昨年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」。46話放送にこんな場面があった。 1964年東京オリンピック開催3カ月前の7月だ。“東洋の魔女”といわれた女子バレーボール代表チームの主将、安藤サクラが演じる河西昌枝...
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“新東洋の魔女”前田悦智子さん 34歳差婚支えた母の言葉
新東洋の魔女の一人、前田悦智子さんはいま1000坪の豪邸に暮らす。 現役時代はその高い打点から打ち込む強烈なスパイク“稲妻おろし”を武器に、レギュラーメンバーとして1974年世界選手権、76年モントリオール五輪、77年ワール...
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白井貴子さん モントリオール金から30年、難民支援を継続
1976年モントリオール五輪女子バレーの金メダルに貢献した「日本の絶対的エース」が現役を引退したのは、日本中が歓喜に沸いた2年後のこと。現在、NPO法人バレーボール・モントリオール会理事として競技普及活動などをしている白井はしかし、...
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女子バレー悲運のセンター・池知晶代氏 幻は一生悔い残る
女子バレーボールは、かつて向かうところ敵なしだった。 1964年の東京五輪でバレーボールが正式種目となり、金メダルを獲得した当時の女子チームに付けられた異名は“東洋の魔女”。 その勢いは衰えることなく下の世代へと受け...