春高バレーでコロナ欠場続出、女子3連覇狙う就実も 全員検査&1人感染“即アウト”で非難囂々

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 強豪校が戦わずして散った。

 4日に幕が明けた春高バレー。3連覇を狙う女子・就実高(岡山)、10大会連続出場の女子・富士見高(静岡)はチーム内からコロナ陽性者が出たことにより、欠場となった。大会運営側は出場全チーム、運営スタッフ全員に抗原検査を実施しており、両校はこれに引っかかった形だ。なお、富士見高の陽性者は無症状だったという。

 ウィズコロナが叫ばれて久しい昨今、学生スポーツの運営方式は時勢に応じて変化している。顕著なのが高校野球と高校サッカーだ。

 昨夏の甲子園では大会前に出場全チームにPCR検査を実施すると、4校が集団感染と判断された。高野連は大会前ということもあり、回復期間を設けるためにトーナメントを組みかえて対応。大会中に2校の集団感染が発覚した際は登録選手の入れ替えを認めるなど、柔軟な大会運営を行った。その結果、辞退校が出ることなく閉幕した。

 現在開催中の全国高校サッカー選手権は、今大会から出場校への一斉検査を撤廃している。「昨年の12月頃、この方針にするようJFA(日本サッカー協会)から指示がありました。出場校には体調管理の徹底と、もし体調不良者が出ればその都度、検査をするよう通達しています」とは、高校サッカーインフォメーションセンターの担当者。

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