バレーボール界の広告塔 髙橋藍は「薄給」打開のパイオニアになるか…破格の契約金に“副収入”までガッポリ

公開日: 更新日:

 人気は健在だ。

 3日、コーセーコスメポートが日焼け止めブランド「サンカット」のWEB新CMを公開。2023年からスポンサー契約を結ぶ男子バレーボール日本代表のエース・髙橋藍(23)を起用した。

 バレーボール界随一の知名度と人気を誇る髙橋は、川合俊一日本バレーボール協会会長の方針もあり、積極的にメディアへ出演してSNSでも発信を続けている。インスタグラムのフォロワー数は約270万人。日本のアスリートでは大谷翔平(約884万人)、大坂なおみ(約282万人)に次ぐ多さ。テレビや雑誌などのメディアからも引っ張りだこで女性ファッション誌「an・an」の表紙を何度も飾り、昨年はディオールのブランドアンバサダーに日本人バレーボールプレーヤーとして初めて就任した。

 昨年はイタリアのセリエAから、国内のSVリーグ「サントリーサンバーズ大阪」に電撃入団。その契約も破格だった。サントリーの栗原GMは「バレー選手の職業に夢を持ってもらえるオファーを出した。東京では難しいかもしれないけど、家2つ……。他のプロスポーツに引けを取らないオファーを出した」と説明。推定年俸は1億円とみられ、国内男子バレー選手の平均年俸は800万円前後といわれる中、異例の契約となった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋