巻頭特集
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国民は二度たまげている ふざけた細田会見に沈黙の岸田自民党
岸田政権の遠心力に全く歯止めがかからない。自民党と半世紀超も癒着してきた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への解散命令の請求、反日カルト集団の関連会合で賛辞を贈っていた細田衆院議長の辞任会見。先…
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統一教会に解散命令請求で「幕引き」という自民の茶番
これで幕引きというわけにはいかない。ここからが、本当の始まりだろう。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題で、13日、宗教法人法に基づき文科省が教団に対する解散命令を東京地方裁判所…
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ここにも安倍以来の政治劣化 大義なき解散権を振り回す自民、煽るマスコミ
こうなると、ほとんどオオカミ少年である。来週20日(金)に召集される国会を前に、政界では「あるぞ、あるぞ」と、また「解散風」が吹いている。火元は例によって岸田首相の周辺である。「12.10投開票」な…
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原油高だけではない 日本を襲う二つの戦争の重大影響と今後
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマス。その奇襲攻撃で始まったイスラエルとの戦闘が、激しさを増している。 野外音楽イベントや集落で多くの死傷者が出たことから、イスラエルは「これ…
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異次元少子化対策なんてよく言うよ 埼玉「留守番虐待」撤回のお粗末と今後
狂気の「留守番虐待」条例が撤回に追い込まれた。自民党の埼玉県議団が10日、県議会に提出していた虐待禁止条例の改正案を取り下げると発表した。全国で相次ぐ置き去りによる子どもの死亡事故を受け、子どもの車…
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時代遅れのイベントに国民負担増の無間地獄 岸田首相よ、減税の前に大阪万博の中止だろう
自民党が「減税」をチラつかせるのは、決まって選挙前だ。そして、選挙が終われば国民に負担増が降りかかってくる。この繰り返しだ。 岸田首相が、物価高対策に関して「今こそ税収増を国民に適切に還元す…
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ジャニーズ騒動のドサクサ紛れ ポンコツ・トマホーク爆買い前倒し
創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見が、とんでもないデタラメだったことで、報道がますますヒートアップしている。記者会見で質問をさせない「指名NGリス…
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自民党から減税議論百出 今だけ「庶民の味方ヅラ」に庶民は辟易
ネット上で飛び交う「増税メガネ」なる不名誉なアダ名がよほど、気になるのか。最近、岸田首相が人前に立つたび、「減税」をアピールだ。 岸田は4日夜、政府・与党が月内に取りまとめる経済対策に減税を…
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株暴落を尻目にいい気なものだ 朝日が報じた岸田首相の意気軒高
空虚な2年間だった。そればかりか、時計の針が巻き戻された2年間だった。 安保関連3文書の改定で推し進められる防衛費倍増、専守防衛を逸脱する敵基地攻撃能力の保有、紛争を助長しかねない防衛装備移…
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為替介入ならばさらに下がる“打つ手なし” 年内に4万円どころか3万円割れ
創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の半世紀以上にも及ぶ「性加害」「児童虐待」問題をめぐり、2日、ジャニーズ事務所が開いた2度目の釈明会見は酷いものだった。 現時点で事務所に性被害を届け…
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正しいことは一つ「解散できなきゃ岸田は終わり」 飛び交う憶測の真偽
臨時国会の召集日が10月20日に決定し、またぞろ「解散風」が吹きはじめた。火元は、例によって首相周辺である。岸田首相本人が解散風を煽って批判を浴びた、通常国会の会期末の時と同じ構図である。 …
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癒着の両者で生き残り画策 ジャニーズもテレビ局も「二度死ぬ予感」
創業者の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所が2日、記者会見。先月7日に続く2度目の会見で、前回は性加害を認め、藤島ジュリー景子氏が代表取締役社長を引責辞任、被害者への「法を超…
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黒幕は疑惑の木原幹事長代理なのか 経済対策5本柱のデタラメと場当たり
さすがに、中身ゼロの「経済対策」には市場も失望したのだろう。また株価が下落してしまった。9月25日、岸田首相が「経済対策」を打ち出してから、株価は800円も下落している。29日も続落し、平均株価の終…
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円の価値こそ国の価値 ここまで日本を貧しくさせたのは歴代自民党政権
「安いニッポン」がますます安くだ。「激安ニッポン」と呼ばれる日も遠くない──。 円安に歯止めがかからない。26日に1ドル=149円台に突入し、150円を突破するのは時間の問題だ。28日も鈴木財…
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経済対策不発 解散したくてもできない岸田自民党の票読み
通常国会会期末の6月と同じような「変な空気」が永田町に漂い始めている。 岸田首相が10月に経済対策を取りまとめた後、衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか──との観測が与野党の間に広がってい…
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恐るべきトンチンカン 経済対策を嘲笑うような株価の続落
何の恩恵もない庶民は、もっと怒った方がいい。 25日夜に物価高対策や賃上げ支援などをうたう総合経済対策の柱を表明した岸田首相。最近お気に入りのモニターを使った説明で示したのは、以下の「5本柱…
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物価高放置、インボイス強行 経済対策になぜ消費税減税が入らないのか
癖がないのに人気もない岸田首相が25日、「国民のみなさんは物価高に苦しんでいる」とか言いながら、10月中の取りまとめを目指す新たな経済対策の骨子を発表した。 ザックリ言うと、①物価高対応②持…
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会見逃れに加担するのか 木原誠二を切れない岸田人事に大マスコミの“珍解説”
官房副長官を退任しても、重用ぶりは変わらない。 国連総会出席のため米国を訪問していた岸田首相が22日夜に帰国。翌日午前中に皇居で記帳を済ませた岸田が真っ先に会ったのは、自民党の木原誠二幹事長…
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一体誰が得するのか 投資経済特区が「経済対策の柱」という暗澹
絶望した国民も多いのではないか──。内閣改造後の会見で「新しい体制で経済対策をつくり、早急に実行していく」と胸を張りながら、国会も開かずのんきに訪米してしまった岸田首相。 それでも、さすがに…
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国会開かず国民生活そっちのけ 新大臣の醜聞で右往左往の岸田内閣
「来週前半には経済対策の柱立てを指示する」 岸田首相が国連総会出席のために訪問していた米ニューヨークで、そうブチ上げた。10月中にも取りまとめ、財源を裏付ける補正予算案については「適切な時期に…