長生きする読書術
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「毒出しうがい」照山裕子著
人間の口の中には約300種、数にして1000億~6000億もの細菌がすみついている。このうち8割は悪さをしないが、食べかすが残っていると、その糖分を餌にして虫歯菌や歯周病菌などが増殖。8時間ほどでプ…
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「それでは実際、なにをやれば免疫力があがるの?」飯沼一茂著
免疫力が高ければ、あらゆる病気を遠ざけられることが分かってきた。言い方を変えれば、免疫力が低い人はセキュリティーの低い家に住んでいるようなもの。万病に入り込まれる一歩手前と言っても過言ではない。 …
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体の痛みの原因となるねじれや歪みは自分で正せる
“予約の取れない療術院”として知られる「朱鯨亭」を営む整体療術家の著者が、体のねじれや歪みにアプローチして首の痛みや肩こり、腰痛を解消する方法を伝授する。 二足歩行をする人間の体は、前後左右…
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「毛細血管が寿命をのばす」根来秀行著
肌や髪の新陳代謝を高めて若々しさを保ったり、免疫力を高めたり、糖尿病の合併症や認知症の発症を食い止める。これらの効果が期待できるのが、毛細血管を強化することだ。 毛細血管は体内の血管の99%…
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「睡眠の教科書」ロバート・ローゼンバーグ著 上野元美訳
近年では睡眠の効果が詳細に研究され、睡眠の質を高めると心臓血管疾患のリスクが減ることや、睡眠不足が続くとアルツハイマー病に関わるアミロイドβタンパク質が浄化されにくくなることなどが明らかになっている…
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「やってはいけない高血圧治療」松本光正著
「高血圧は危険だ」。あなたがそう思っている理由は、「脳卒中を引き起こすから」だろう。しかしこれは、戦後までに根付いた時代遅れの常識。近年では、血圧を下げるために薬を服用する方が健康リスクを高めることが…
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「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」神尾哲男著
フランス料理のシェフとして活躍していた著者ががんの告知を受けたのは、2003年のこと。前立腺がんのステージⅣで、脊髄3カ所と左鎖骨、左鼠蹊部のリンパ節に転移しているという末期状態だった。 医…
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「テロメア・エフェクト」エリザベス・ブラックバーンほか著、森内薫訳
染色体のDNAの端にはタンパク質でできた保護キャップのようなものが付いており、DNAの束を守る役割を果たしている。これは「テロメア」と呼ばれ、加齢とともに短くなることでDNAの束をほつれさせ、私たち…
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「健康診断は受けてはいけない」近藤誠著
日本人の多くが“健康のため”に受けている健康診断。しかし、「寿命を延ばす」といった効果を示すデータなどなく、欧米では否定されている検診すらあると、医師である著者は警鐘を鳴らす。 たとえば、日…
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「検査なんか嫌いだ」鎌田實著
タイトルを見て、「私もだ!」と思った人も少なくないはずだ。長野県諏訪中央病院名誉院長の著者自身も、病院での検査が苦手なのだという。しかし、長年にわたる医師としての経験から、「もっと早く検診を受けてい…
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「腰痛は『動かして』治しなさい」松平浩著
“腰痛には安静がいちばん”というのは、もはや昔の話。東京大学医学部付属病院の特任教授を務める著者は、骨折やがんなどの明らかな疾患が原因の腰痛以外には、「安静は百害あって一利なし」と言う。 腰痛…
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「やってはいけない歯の治療」斎藤正人著
歯科医院を受診すると、「この歯は持って半年なので、今のうちに抜いてインプラントにしましょう」などと勧められることがある。しかし、簡単に従ってはいけないと、“歯を抜かない”を治療方針に掲げる歯科医の著…
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「『ぐずぐず脳』をきっぱり治す!」 黒川保子著
最近、何をやってもパッとしない、気の利いたことが言えない、人生下り坂だと感じる……。そんな悩みを抱えているなら、あなたの脳は「ぐずぐず脳」に陥っている恐れがあると本書。 あふれる好奇心や意欲…
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「輪ゴム一本で身体の不調が改善する!」佐藤青児著
足の指に輪ゴムをかけることで、腰痛や肩こり、頭痛やむくみなどの不調を改善に導く。「さとう式リンパケア」という体の調整技法を提唱する医師が、その仕組みや実践法を解説していく。 人間の筋肉は、体…
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「40歳から眼がよくなる習慣」日比野佐和子、林田康隆著
人間が外部から受ける刺激のおよそ8割は、目からの視覚情報だ。目と脳の関わりも深く、脳の3分の1から2分の1の部位が、視覚情報の処理に使われているともいわれている。つまり、ものが見えにくくなると、視覚…
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「がんでも、なぜか長生きする人の『心』の共通点」保坂隆著
日本人の2人に1人が一生のうちにがんを経験するといわれる近年、注目が高まっているのが、「精神腫瘍学」だ。がんと心の関係を研究する学問であり、心のあり方が、がん治療そのものを左右することが明らかになっ…
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「『毛細血管』は増やすが勝ち!」根来秀行著
19世紀の著名な内科医ウィリアム・オスラーは、「人は血管とともに老いる」という名言を残した。この原文が指すのは動脈のことだが、現代の先端医学が注目するのは毛細血管であると、ハーバード大学など世界で教…
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「やってはいけない目の治療」深作秀春著
「パソコンの使い過ぎで目が疲れたときは、眼球を上下左右に動かす運動をすると血行がよくなり疲れが取れる」。こんな目の健康法を本で読み、実践したことがあるという人もいるのではないか。 しかし、この…
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「座りっぱなしが死を招く」ジェイムズ・A・レヴィン著、鈴木素子訳
現代人が1日のうちで立って活動するのは、わずか3時間。8時間睡眠を取るとして、残りの13時間は座って過ごしているといわれている。 今、世界各国の医療機関では“座りっぱなし”の弊害について調査…
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「がん治療革命『副作用のない抗がん剤』の誕生」奥野修司著
がん患者の8割以上が受けている抗がん剤治療だが、猛烈な副作用ががん以上に命を縮める例も少なくない。しかし今、副作用のない画期的な抗がん剤による治療が始まっている。熊本大学の前田浩名誉教授が開発した新…