• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「毛細血管が寿命をのばす」根来秀行著

 肌や髪の新陳代謝を高めて若々しさを保ったり、免疫力を高めたり、糖尿病の合併症や認知症の発症を食い止める。これらの効果が期待できるのが、毛細血管を強化することだ。

 毛細血管は体内の血管の99%を占め、全身の隅々の細胞にまで酸素や栄養を運び、老廃物を回収している。血管の健康というと太い血管ばかりを意識しがちだが、各臓器の機能を維持して疾患や老化を防ぐには、毛細血管力を高めることが不可欠なのだ。

 しかし、毛細血管は年齢とともに退化し、血流が滞って使われなくなることでも減少してしまう。そこで大切になるのが、意識して毛細血管を鍛えること。例えば、腹式呼吸を習慣にすると自律神経の副交感神経が優位になり、血行を良くして毛細血管を鍛えるのに役立つ。4秒かけて吸い、4秒息を止め、8秒かけて吐く腹式呼吸を1日に数回行ってみよう。

 また、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて行うと、新たな毛細血管がつくられやすくなる。腹筋やスクワットなどの筋トレを5分行った後、15分ウオーキングする。これだけで毛細血管が若々しくよみがえり、病気や老化を防ぐことに役立つはずだ。(青春出版社 1300円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事