投資
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REIT(不動産投資信託)に高利回りと価格上昇の期待 NAV倍率1倍以下で割安感を評価
リート(REIT、不動産投資信託)に再び注目が集まりつつある。 リートは投資家から集めた資金を不動産に投資して、賃貸収入などを分配する金融商品。安定収益が得られることが魅力だが、価格の下落が続いてきた。 国内のリート...
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利上げ×地方創生で地銀は要注目 「ひろぎんHD」は業績好調、サービスも金融分野にとどまらない
映像や活字は他人の解釈で加工された2次情報をもとに観測情報があふれているから、市場動向が見えにくくなる。 大切なのは加工情報でなく原典で考えること。考え抜いて結論を出し発生している現象を「一言で表現してみる」こと。 ...
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フジ・メディアHD経営陣を動かした“モノ言う株主”の市場観とは? 日本の有力アクティビストに聞いた
株価が乱高下したフジ・メディア・ホールディングス(HD)の経営陣を動かしたのは、週刊誌報道だけではない。モノ言う株主(アクティビスト)の存在が大きい。村上ファンドのメンバーでもあった日本の有力アクティビストに、日米アクティビストの思...
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「富士急行」は特段の悪材料が出たわけでもないが、急騰の反動で値下がりしている
日本人は「お金に働いてもらう」との感覚に欠けている。これは明治以来の伝統だ。江戸時代は「講」とか、お寺にお金を預けるなど、運用の意識があった、と思う。 しかし、明治になると、政府、産業界は資金不足に陥る。このため、民間(個人...
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目先に振り回されないで、淡々と投資を続けるのが正解
トランプ政権時代の株価や為替は、これまで以上に振れ幅が大きくなると思っています。ただ、株価は上げ下げを繰り返しながら上昇していく。為替も同じでトレンドは円安です。短期的な乱高下を気にする必要はありません。 トランプ時代の資産...
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今期業績を上方修正した「ククレブ・アドバイザーズ」は企業が保有する20億円以下の不動産に強み
都心の新築マンション高騰が報じられて久しいが、中古マンションも東京23区の平均希望売り出し価格(2024年)は7720万円で、前年比9.4%高となった。千代田区・港区では昨年末時点で2億円に迫っているそうだ。 本国からの資産...
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トランプ大統領の関税引き上げ交渉が影響か…夏にかけ日経平均はいったん下落の可能性
トランプ米大統領が先月20日に就任した。予想通りマーケットは大きく反応し、NYダウや日経平均を乱高下させている。“トランプ時代”の資産運用はいっそう難しくなりそうだが、投資のプロは、日本経済の行方をどう見ているか。賢い資産運用術とは...
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自社株買いは「割安株」のシグナル 企業の位置づけが「株主還元策」から「投資の一形態」に
日本企業の自社株買いが増加しているが、その目的もいま大きく変わろうとしている。 言うまでもなく、自社株買いは市場から自社株を直接買い戻すこと。それを消却することによって1株あたりの価値が高まるから、自社株買いは株主還元策であ...
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2年目の新NISAは「トランプリスク」にご用心! 2024年夏の大暴落を生かした賢い投資術
トランプ米大統領の再登板に市場はドギマギしている。この先、株式市場はどう動くのか。昨年から新NISA(少額投資非課税制度)を始めた人も気が気ではないはず。「このまま投資を続けて大丈夫なのか……」と不安を抱える。2年目に入った新NIS...
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ソフトバンクGは米AI開発に78兆円投資…石破首相と経団連が頭を抱える「国内設備投資」の苦しいソロバン
ソフトバンクグループ(SBG)は1月21日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIや米IT大手オラクルなどとともに、米国のAI開発に4年間で5000億ドル(約78兆円)を投資する新会社「スターゲート...
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「インテリックス」は中古マンション・リノベのトップランナー
トランプ乱高下に身構える4年間を迎え、トランプコメントに一喜一憂した過去の記憶が蘇ってきた。重要なのは「いちいち反応しないこと」。微分すると右往左往となるが、中長期的に見れば株式市場を破壊するような悪手は打ってこないはずだ。心配なら...
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フジテレビは「食べられたピザ」と同じ? 投資家は全体の影響を考えるべき
「へへへ、ここをこう切って、こうすれば……」 ピザの配達員が商品を盗み食いしている。約8分の1サイズで扇形を切り取り、その分をいただく。そしてうまくつなぎ合わせれば完成。何事もなかったように見える。これで任務完了だ。 ...
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フジ・メディアHD株が異様高騰の背景…6月株主総会はホリエモンとのバトル再燃期待し大荒れ確実
2月28日未明に10時間超に及んだフジテレビの会見が終わってから6時間半後、親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株価は寄り付き直後からグングン上昇した。大引けにかけて一段と跳ね上がり、終値は前日比60円高の2035円と実...
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トランプ米大統領と蜜月な「ソフトバンクグループ」はAI革命の中心に躍り出るか?
ドナルド・トランプ第47代アメリカ大統領の就任をマーケットは歓迎している。やはり、魅力は成長戦略だ。とりあえず、中間選挙までの2年間はゴルディロックス(適温)相場が展開されるだろう。 彼の政策は「こん棒外交」と称されている。...
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北海道地盤の建材・土木資材商社「クワザワHD」確実な需要増を享受で春が到来?
今年は節分が2月2日、立春は翌3日となり、違和感を覚えている方も多いだろう。温暖化の進展もあり、暦と季節のずれはだんだん大きくなる印象が強いが、寒の入りだけはなぜか毎年タイムリーで、寒さが本格化してくる。 その小寒も今年は1...
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IoT通信インフラプラットフォーマー「ソラコム」は隠れたトランプ銘柄だ
今月20日、トランプ氏が米大統領に就任し、今まで以上にトランプ大統領の発言にマーケットは注目しています。 世界的なAIブームの中、トランプ大統領は、孫正義氏のソフトバンクグループと生成系AIのオープンAI、米データベース大手...
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米国債投資は10年物利回り4.4%の「安全な資産」に変わりないが…ネックは“為替レート”の変動
米国では第2次トランプ政権が発足したが、ドル資産への投資はどう考えればいいか。米国債の利回りが高くなっているだけに気になっている人も多いだろう。指標となる10年物国債利回りは昨年9月上旬に3.6%程度だったが、直近では4.6%程度ま...
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「関西ペイント」は資産コストを有効活用した100年企業
何のためにROE(自己資本利益率)8%やPBR(株価純資産倍率)1倍超を課題にするのか。当然「東証プライムに上場していたい」という切実な問題はあるだろう。しかし、本当にそれだけなのか。 「資本効率を良くすることで、成長につなが...
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怪しげな“投資必勝法”に惑わされない…過去の検証は調整が利く
「これで運用すると15年間で30倍になるんですよ」 あるFX運用業者の“もっともらしい”触れ込みだ。どうやら一定の買いポイント・売りポイントを決めて、上がってきたら買い、下がってきたら売り、とするらしい。 いわゆる「順...
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フジHD「資産価値1兆円強」の不動産群を物言う株主が狙う!下げ材料ばかりなのに株価連日高騰の“カラクリ”
17日の自滅会見から株価は連日の高騰だ。21日、フジテレビを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングス(HD)の株価は続伸。前日比37円50銭高の1823円で引けた。先週末の終値から2日間で7.8%アップ。中居正広の女性トラブルにフ...
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かつて“地獄の名村”と呼ばれた「名村造船所」はフレンドシェアリングの恩恵受ける
東証の上場廃止企業が2024年に、94社になったという。現在の統計を取り始めて以降、最多である。 なぜ、上場を断念するのか。それはアクティビスト(物言う株主)の攻勢に加え、東証改革(上場維持の厳格化↓PBR1倍奪回作戦、浮動...
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防衛関連「古野電機」は2025年2月期を増額修正 さらなる上振れ余地は大きい!
今月20日に米大統領に就任のトランプ氏は、「大統領就任から24時間以内にウクライナ停戦」公約を、6カ月以内に修正した。公約は一種の脅しと指摘する専門家も多く、就任前からの修正でやはりと考える人も多いだろう。しかし、この修正は合理的と...
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「fonfun」個人投資家出身の社長が仕掛ける、M&AとDXを核とした成長戦略
2025年の東京株式市場は波乱で始まりました。年初から、米長期金利が急上昇、日本銀行も今週の日銀金融政策決定会合での利上げが示唆される中、日経平均株価は軟調展開が続いています。そんな相場環境の中では、大型株より、個人投資家目線での中...
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「株主優待」企業が再び増加に転じた「2つの理由」…そして、さらに見逃せない“隠れた魅力”とは
個人投資家に人気が高い株主優待だが、その実施企業は2019年の1532社をピークに減少、株主優待を廃止する企業が目立っていた。 理由は、少額投資の個人が優遇されるという不平等と機関投資家からの圧力、そして管理コストの負担だっ...
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三菱UFJ“貸金庫窃盗”女性銀行員は10億円溶かす…FXの怖さを損失2億円の投資系インフルエンサーが警告
貸金庫から顧客資産を窃盗していた三菱UFJ銀行の元行員が、ついに逮捕された。今村由香理容疑者(46=写真)は4年半の間、自身が管理責任者をしていた貸金庫から金塊や現金など、およそ14億円相当の金品を繰り返し盗み出していた。 ...
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1907年創業「帝国繊維」は中核の麻から業態転換、防災マーケットを開拓
今年のテーマとして挙げているのが「常在戦場」という言葉。常に戦場にいるかのような緊張感を持って物事に取り組むことの大切さを表現している。株式市場は常に勝つか負けるかの戦いの場。売り買いの勝負。あるいは見通しの当たり外れも戦いだ。 ...
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トランプ氏の「米国第一」内政干渉連発に世界は戦々恐々…新年相場は波乱含み
米ロサンゼルスの山火事は死者が24人(12日時点)になった。被害の詳細が徐々に明らかになる中、気象予報会社「アキュウェザー」は一連の山火事による経済的な損失について、最大で1500億ドル(約23.7兆円)あまりになると試算した。 ...
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株式の世界には“エセ株価指標”が玉石混交…間違った指標を見ていると思わぬ損をする
「太郎君は学校から家まで2キロの距離を30分かかりました。太郎君の速さは時速何キロでしょうか?」 小学校5年生の算数の問題だ。公式はもちろん「距離÷時間=速さ」。なので、答えは2÷0.5=4、時速4キロである。ちょっと算数が苦...
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世界中の専門家が警鐘…2025年の「大胆予想」と「重大リスク」から先行きを占う
ほぼ1週間後に米国でトランプ新大統領が誕生する。米国の分断は加速し、世界の混迷度が深まるか。それとも、ウクライナ戦争の停戦実現によって落ち着きを取り戻すのか──。これまでに発表された2025年の「大胆予想」や「重大リスク」から先行き...
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NYダウのバブル崩壊が迫っているのか? アメリカ長期金利が急上昇の不気味
いよいよ、バブル崩壊が近づいているのか。「もう危ないか」──と懸念されながら、歴史的な高値をつけているNYダウに黄信号がともりはじめている。アメリカの長期金利が急上昇しているのだ。 10日のNYダウは、前営業日比696.75...
