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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

ベテラン投資家は湾岸戦争の悪夢が蘇る…アメリカとイランのミサイル攻撃は「現代版プロレス」か

公開日: 更新日:

 時は1999年1月4日。プロレス界のみならず、世間にも激震が走った。そう小川直也VS橋本真也である。

 バルセロナ五輪・柔道銀メダリストの小川と、最強・橋本との一戦--結果は予想を大きく裏切り、小川直也の事実上の勝利。到底、プロレスとは思えぬ、殴り合い・蹴り合いの一戦で、小川の圧勝となった。

「中東情勢もこうなるのでは……」

 イランが米軍基地にミサイルを撃ち込んだとき、皆がそう思った。

「これはマジのケンカだ。トンでもないことになる」

 ベテラン投資家は、あの湾岸戦争の悪夢が蘇る。

「株価は暴落する。これは売らなくては」

 小川・橋本戦の映像が重なったのである。

 しかし、結果は逆だった。株価は急騰したのである。

 市場の評価はこうだ。

「イランの米軍基地への攻撃はかなり抑制的。しかも、事前予告があったので人的被害はなかった」

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