二階俊博ジュニア落選で和歌山の「王国」終焉…石破首相も駆けつけた個人演説会はガラガラだった

公開日: 更新日:

「二階王国」の終焉となりそうだ。

 保守分裂となった和歌山選挙区は、前有田市長の望月良男氏が、自民党二階俊博元幹事長の三男・伸康氏を約3万4000票差で制した。望月氏は自民党の公認を巡る選考で伸康氏に敗れたものの、無所属で立候補していた。

 伸康氏は世耕弘成前参院幹事長に大敗した昨秋の衆院選に続き、2連敗。衆・参どちらの選挙でも勝つことができず、父から息子への「王国」禅譲はもはや絶望的だ。

 当初は知名度が低い望月氏の劣勢が報じられていたが、選挙戦は事実上「二階vs世耕」の再燃。望月氏と関係の近い世耕氏の存在が形勢を逆転させた。

「世耕事務所関係者が望月陣営の選挙運動を手伝うなど、陰でバックアップ。中盤からは世耕さん本人も表に出て、何度も望月さんの応援に入った。世耕さんは参院時代に県内全域に強固な地盤を築いており、その影響力は絶大でした」(県政担当記者)

■地元政界には修復不可能な溝も

 伸康氏は不倫スキャンダルが報じられるなど、地元でイメージが悪化していたこともあり、両陣営の勢いは対照的だった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  2. 2

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

  3. 3

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  4. 4

    青学大の4年間は「ひたすら駅伝を目指す」だけじゃない 今夏は初の海外合宿に踏み切った

  5. 5

    巨人・阿部前監督が球団復帰へ着々 「辞任4カ月での出戻り」は毒になるか、薬になるか

  1. 6

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  2. 7

    元関脇嘉風・中村親方〈1〉なぜ「朝稽古をしない」のか? 角界の常識から“あえて外れる”部屋づくり

  3. 8

    桑田真澄氏の発言が波紋 巨人の内部事情暴露のやけっぱち…来季監督の芽は完全消滅か

  4. 9

    六代目との抗争終結で勝ちどきをあげているのは絆會

  5. 10

    コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐