石破首相
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石破政権「年金制度改革」先送り模索は国民のためにあらず…高額療養費制度“改悪凍結”と同じ、党内事情を最優先
夏の参院選が迫る中、また怪しい動きだ。5年に1度の年金制度改革をめぐり、石破政権は先送りを探り始めた。無論、物価高に苦しむ国民の暮らしをおもんぱかってのことではない。二転三転の末、改悪を凍結した高額療養費制度と同じ理屈。逆風を恐れる...
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高額療養費「見直し白紙」でも残る「当事者置き去り」不安…患者団体の審議会入りを石破首相は保留
「患者の方々にご納得いただけない限り、これ(引き上げ)はやってはならない」──。高額療養費制度の負担上限額の見直しについて、石破首相は10日の参院予算委員会で、そう断言した。とはいえ、当事者が再び置き去りにされないか、一抹の不安は残る...
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「先送り」という狡猾 高額療養費の改悪を葬り去るには参院選での鉄槌が必要
迷走石破政権は選挙のために命のセーフティーネットを守ったふり。秋にはシレッと患者いじめを始めるだろう。政治とカネの腐敗も同じこと。ねじれの解消で姑息な政権の放逐を。 ◇ ◇ ◇ 「わが自由民主党は、国民一人一人に...
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国民とズレまくる石破首相の政治感覚…進めるのは「国民に受けないこと」ばかり、差別主義者の参院候補は満面の笑みでお出迎え
「普通の大臣の何倍もしんどい。なんせしんどい」「新聞読んだら誰も褒めてくれないし、ネット見たら何だか本当、悲しくなるし。寝る時間はほとんどないし」 産経新聞は昨年12月27日付の紙面で、総理就任から3カ月経った石破茂首相(67...
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「高額療養費」引き上げ見送りも疑念は拭えず…まさか「来年」負担増?医師団体は夏の参院選後を警戒
ようやく、だ。がん・難病患者や立憲民主党をはじめとする野党が「凍結」を求めていた高額療養費制度の見直しについて、石破首相が7日、今年8月の引き上げ見送りを表明。療養費制度をめぐる石破政権の対応は二転三転したが、いよいよ世論の怒りに抗...
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今度は高額療養費で前言撤回 野党は結束して政権交代を求めるのが当たり前
政権維持のために野党の主張をつまみ食いして延命の石破漂流政権。ひたすら目先の打算だけだが、こんな政治を許している野党の方も大問題だ。政権交代を求めて、「政治とカネ」を含めて、腐敗政治の一掃を。 ◇ ◇ ◇ 「制度...
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石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念
まさか、また出てくるとは……。 北海道新聞が6日、自民党が夏の参院選に杉田水脈前衆院議員を擁立する方針だと報じ、SNS上では<ありえない><さすがにまずいのでは?>など、驚きの声が上がった。この話は本当なのか。自民党関係者は...
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今や石破首相こそが“抵抗勢力”…「高額療養費」引き上げ凍結をかたくなに拒否する理由
新年度予算案の審議が参院に移っても、高額療養費の負担限度額引き上げ「凍結」を求める声はやまない。 政府は来年以降の引き上げについては、今秋までに再検討するとしたものの、今年8月の引き上げは予定通り実施する。これに対し、5日の...
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窮屈になった参院での審議日程…石破政権は「企業・団体献金」問題決着の大難問にぶち当たる
衆議院で少数与党の自公両党は野党各党との駆け引きに足をとられ、3月2日までに予算案を採決に持ち込むことができなかったため、すでに年度内自然成立の可能性は消えた。 そこで政府・与党としては、短くなった参院での審議時間を出来るだ...
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石破首相が退職金課税度「見直し」意向…またも氷河期世代狙い撃ち、国民の怒り再燃
「雇用の流動化を図っていかなければならない。慎重な上に適切な見直しをすべきだ」 5日の参院予算委員会で、石破茂首相(67)が言及したのが、同じ会社に長く勤めるほど退職金の課税が優遇される制度についてだった。 いわゆる「...
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米トランプ暴走「武器供与一時停止」は打撃だが…ウクライナには「意外なチャンス」と識者が解説
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を仕掛けてから丸3年が経過したタイミングで、事態は大きく動こうとしている。ウクライナの最大の後ろ盾である米国のトランプ大統領が3日、武器供与の一時停止を決定。はしごを外されたウクライナが苦境に立たされるの...
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石破政権「高額療養費」引き上げ非情強行に国民激怒…「再検討」の不透明感に患者不安は増すばかり
なぜ英断しないのか。がん・難病患者らに負担増を強いる「高額療養費制度」の見直しに、石破政権が前のめりだ。患者団体や立憲民主党をはじめとする野党から「凍結」を求められているが、今年8月からの引き上げを強行。一部譲歩したものの、引き上げ...
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世界にさらされたトランプ米国の正体…この決裂は「歴史暗転」という悲劇の序章だ
感情むき出しで、相手への敬意も配慮もなかった首脳会談のグロテスク。居丈高に感謝を迫り、自分の利益しか頭にないトランプ米国の傍若無人に世界が驚き、辟易したが、これは悲劇の幕開けに過ぎない。分断と対立が深刻化する中、プーチンの高笑いだけ...
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関税インフレ、株価暴落…後ろ向きの石破政権にトランプ大不況への備えはあるか
トランプ大統領の宣言通り、猛烈な関税が始まるが、対米黒字を抱える日本もターゲットになるのは確実だ。鉄鋼、アルミ、銅に加えて、消費税分も上乗せさせられ、自動車産業は大打撃。自由貿易は破綻し、米景気もインフレで減速の中、保身しか頭にない...
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共通点は「鼻つまみ者」…いよいよ鮮明になった、自公維3党は「国民の敵」
よくもまあ、あまたある政党の中で、この3党がくっついたものだ。裏金腐敗堕落政党に口だけ平和の補完政党、政治家以前のフダ付き集団と、この組み合わせは悪事を糊塗する権力亡者ばかりじゃないか、という国民の目。予算が通っても参院選が見もので...
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200億円で可能な高額療養費「見直し凍結」は拒否、高校無償化は5000億円かかるのに…非情政権は「女性を敵に回した」と専門家
来年度予算案の年度内成立のデッドラインまで残り約1カ月。与野党の攻防が続く中、今や最大の焦点ともいえる「高額療養費制度」見直しの議論が平行線をたどっている。自民党と公明党は、がん・難病患者に負担増を強いる政府案の微修正で逃げ切りを図...
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裏金還流継続要望の「ある幹部」とは誰だ? 石破首相に「名前を明かすよう働きかけを」…野党が衆院予算委で求める
「ある幹部の名前を参考人招致で発言してほしいと、働きかけをしていただけないか」 26日午前の衆院予算委員会で、立憲民主党の黒岩宇洋議員(58)が石破茂首相(67)に対して切り出したのが、旧安倍派の会計責任者を務めた松本淳一郎氏...
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大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉
大原則を棚上げだ。石破首相が25日、4月13日開幕の大阪・関西万博で「当日券」を導入する方針を正式に表明。「事前予約なしでも十分に万博が楽しめることを積極的にPRする」と説明したが、今回の万博は電子チケットの事前予約制が大原則だった...
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トランプ老大統領にベッタベタの属従外交は「下の下」策だ
先々週の本欄で、訪米前の石破茂首相が「米国の言うことを何でも聞きますからどうぞお目こぼしを、などというつもりは全くない」と威勢の良いことを言っていたので、トランプ大統領と会った時に何が起きるか楽しみだ、という趣旨のことを述べた。とこ...
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国民民主党・玉木雄一郎代表「外国人は数万円で1.6億円の治療」は“排外主義”煽るミスリード
今国会の焦点のひとつである「高額療養費制度」の見直しをめぐり、国民民主党の玉木代表(役職停止中)の言動が物議を醸している。 玉木氏は15日、自身のXに〈外国人やその扶養家族が、わずか90日の滞在で数千万円相当の高額療養費制度...
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国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ
やっぱり石破自民党は、「国民民主」ではなく、「維新の会」をチョイスしたということか。国民民主の玉木代表(役職停止中)は真っ青になっているに違いない――。2025年度予算案の年度内成立が、ほぼ確実になってきた。維新の会の「賛成」が見え...
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「石破さん! 黒塗りなく公文書を公開して」国会内で首相と対話した赤木雅子さんの悲痛な願い
森友事件の財務省公文書を巡り、大阪高裁が不開示を取り消した裁判は、政府が上告を断念し、判決が確定。これについて17日の衆院予算委員会で石破首相が答弁を求められた。 「きょうは赤木雅子さんも傍聴にお見えになっています」 ...
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日米従属関係を見直す好機だ 石破訪米を「大成功」と報じた大メディアの目は節穴
媚びただけの日米首脳会談を成功と持ち上げたメディアが自動車、鉄鋼への関税に慌てふためき、 「日本にも重大影響」などと報じる笑止。トランプが世界秩序の破壊者であるという認識がないからだないからだ。 政府は慌てて「日本は除外して...
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役者気取りのお騒がせ トランプの大ボラなど相手にしなけりゃいいのだ
就任からひと月も経たないが、トランプ流が見えてきた。矢継ぎ早に派手な言動をぶちかまし、大向こう受けを狙ったハッタリも多い。億を超えるフォロワーにSNSで自ら発信し、メディアをひっかき回すトランプ流をマトモに相手にするバカバカしさ。 ...
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予算修正協議など姑息だ 自民党政権は「庶民の敵」もうハッキリしているのだ
与党は野党との予算修正協議を急いでいるが、安易な妥協で自公政権を生き延ばせたところで、この国の経済と暮らしは変わるのか。裏金に頬かむりし、のど元過ぎれば何とやらで、庶民いじめメニューを企む政権は一度下野させる以外なし。 ◇...
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米国にノーと言えるフランスの記者から見た日米首脳会談
どの国の首脳にとっても、米国のトランプ大統領との会談は容易な経験ではない。トランプ氏の姿勢、発言などを予想できないからだ。 先週行ったトランプ氏と石破首相の会談は「うまくいった」と日本の外務省が言う。確かに、目立った問題はな...
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日本だけが「エンゲル係数」約3割…政府無策でのコメ高騰には国民的な一揆が必要だ
石破首相はトランプからいじめられなかったことで舞い上がっているが、案の定のヌカ喜び。武器やLNGの爆買い約束の一方で、庶民はコメを筆頭にした物価高騰に悲鳴をあげている。政府は一部業者の買い占めに責任転嫁しているが、支離滅裂な農政のツ...
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トランプ詣でが無事に終わって大ハシャギ…舞い上がる石破首相の大いなる勘違い
袖にされたり、高額関税を突きつけられなかっただけで「大成功」と欣喜雀躍の石破首相。政権運営に自信を深めているらしいが、もともと御しやすい相手だから、あえてケンカを吹っ掛けずに上納させるだけのこと。波乱はこれからで、首相も野党もメディ...
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石破首相はヨイショまみれ日米首脳会談を自画自賛…“石破構文封印”のドヤ顔に野党議員「日本の国会でもそうすべき」と冷ややか
「NOと言ってしまうと話が全部ぶち壊れる」「否定されることが大嫌いだというので否定はしない。『石破構文』風にグダグダも言わない」 7日午前(日本時間8日未明)に行われた日米首脳会談を振り返り、9日の日本テレビの番組でこうドヤ顔...
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媚びて、おもねて、“満額回答”? 歯が浮くような日米首脳会談報道には唖然だ
石破官邸や霞が関が「総力戦」で臨んだトランプ大統領との首脳会談。まるで腫れ物に触るようにご機嫌伺いに終始し、対米投資額を積み増し、防衛費増を約束した見返りは何なのか。 ガザを追い出す狂気の大統領に首相もメディアも、かくもへつ...